旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

「カブールの本屋」

カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語
(2005/07/01)
アスネ セイエルスタッド

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「その方が目立たないから 私はブルカを着て外を歩いたが、中は蒸れるし足元しか見えないので どこを歩いているのか分からない。ネットになっている部分からでは一方向しか見えない。家に入ってブルカを剥ぎ取ると心底せいせいする」。ノルウェーのジャーナリスト、この著者のアスネさんは言う。 カブールの書店主の家に住み込んで 家族や親戚、社会のあり方や男女の現状などを細かくルポした物語だ。 親や年長者の圧倒的な優位、女は
年下の男兄弟からも奴隷のように扱われる。 タリバン政権が終わった後でも 理不尽なことで囚われたり 男の店主から買い物をしたと罪に問われる女性。 本屋と言う比較的リベラルな家庭の主人でさえ 家庭ではワンマンで女を蔑む。 50代になっても簡単に10代の娘を第二夫人に出来る男社会には あきれる。
先妻は 泣きながら我慢する。 女は 家同士や男たちの駆け引きの材料に過ぎない。
なお、これは過去の話ではなく 米テロ事件後の つまり現代の話だ。 今も理不尽にあえいでいる女子や、貧乏な家庭の男たちの どうにもならない足掻きが息苦しいほどに伝わる。
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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

  1. 2013/08/28(水) 20:03:11|
  2. | コメント:2
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コメント

また 興味深い本の紹介が載りました。
図書館で探します。
  1. 2013/08/29(木) 14:48:24 |
  2. URL |
  3. ニャロメママ #-
  4. [ 編集 ]

アフガニスタン地域の本を探していて 行き当たった本なんです。
今の世の中でも 何の罪もないのに苦しんでいる 特に女性は多いですね。
イスラムの戒律は何だろうと時々疑問が残ります。
日本も イスラムでなくとも 昔は同じような定めがあったような気がします。
底辺を行くのはいつも女性で…不甲斐ないです。 
  1. 2013/08/29(木) 15:17:13 |
  2. URL |
  3. 霧のまち #eCu.QEsU
  4. [ 編集 ]

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