旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

草原でのゲーム

ゲーム

前にも書いた 羊のくるぶしの骨で作ったおはじき(シャガー)を使った 昔からのゲームを見せて
貰った。 細かい雨が降って寒い中、モンゴルの人は傘などささない。 画面のこちら側の人が写って
ないが、このフェルトの敷物の一番手前に片膝を立てて座る。  その膝の上にシャガーを一個置き
はじいて向うの小さなピンを倒す遊び。 あちこちに敷いた丸や四角のフェルトもたぶんターゲットの
一つになるようだ。 なかなか難しい遊びだ。 これも遊牧民ならではの身の回りの物だけで遊べる
古くからのゲームだ。 なるほど~! この近辺の場所には簡素だが昔から続いた暮らしのほとんど
が見えるようになっていた。 誰もが言う事だが、日本のあり余る品物に疑問を持つ。 だけどもう
元には戻れない。 モンゴルも特に首都ではかなりの勢いでそういう道を進んでいるのが見える。
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  1. 2018/12/31(月) 09:37:35|
  2. モンゴル
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蒸留する

蒸留

同じゲルの中の一角に簡単な蒸留設備があった。 家畜の乳でアルヒと言う酒を造る装置。
シミン・アルヒと呼ばれて 各自の家庭で作られていた。 5~7度くらいと言うから日本のビールくらいか。
椎名さんも映画を撮りに長期滞在していた時、アルヒを飲んだ事を何度も書いていた。 このような簡単な
設備で出来るのなら楽しみながら作れる。 これらの道具は全てが本物で、実際に使っていたものだ。
ゲルを見て誰もが思うのは 人間はこれだけの物で暮らせるという事。 常に移動する事を考えれば物を
持たない簡素極まる暮らしでなければならない。 自分の足を引っ張ることになる。  ここでの暮らしを
見てモンゴルに移住を決めた人もけっこういるそうだ。 今のモンゴルのゲル周辺には太陽光パネルが
張られ、トラックやバイクが走り、テレビや携帯電話があり、世界はどんどん平板化していくのだ。
  1. 2018/12/29(土) 09:29:33|
  2. モンゴル
  3. | コメント:0

乾燥チーズ

ゲルチーズ

様々な暮らしの説明を受けた古いゲルの天井にはチーズがたくさん吊ってあった。 こうして自然乾燥
させて日持ちするカチカチのチーズにする。 この固さと言ったらもうお手上げ状態だ。 私たちはもはや
保存するノウハウは身に着けてない。 単に冷蔵庫に入れたり 「賞味期限」を数字で確認しているのみ。
長い年月に渡る保存などアタマに無い。 モンゴルでは冬場というか晩秋からすでにマイナス10度に
下がり、真冬にはマイナス30度が続く。 夏から備えた乾燥したチーズや畜肉を食料にする。
今は物流も盛んになり、店も増えたがそれは町場の話。 そんな物が届かない地域はいっぱいある。
アルルとかアーロールと呼ぶこの乾燥したチーズは今も売っている。 大きく固めたものはノコギリで切る。
馬や羊を放牧する牧童たちはこのチーズを持って行って一日かけて食べるとも聞いた。
  1. 2018/12/27(木) 08:13:11|
  2. モンゴル
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目の前で演奏

楽器

ゲルで馬乳酒を飲んだり 柔らかめのチーズを試食したりして説明が大体終わった時、楽器を持った
人が現れて ゲル内演奏になった。 馬頭琴の奏でる音楽はとても良かった。 3曲ほど演奏があったが
たくさんの馬が野を疾走する様子を表した曲はもの凄く早くリズミカルで このようなゲルで聴くと
なおさら勢いのある臨場感が感じられた。 若い奏者なのにすばらしい技術を持っていて 感動的だった。
古来からどんな国でも同じような弦楽器が考案されて演奏されて来た訳だが、どれも少しずつ音色が違い
そこの風土に合った音や弾き方が継承されてきた。 彼らもこの演奏技術をいろんな舞台の上でも生かして
いると思う。 帰国する前日にそんな演奏会を観る機会があった。 椎名誠も馬頭琴の話を著書に何度も
書いている。 ゲルの中で聴けると思っていなかっただけに目の前での演奏には感動が大きかった。
  1. 2018/12/25(火) 18:48:16|
  2. 未分類
  3. | コメント:2

昔からのチーズ

チーズなど

ゲルの中では赤いデールを着た50代くらいの女性がゆっくりと身振りで暮らしの様々を説明する。
モンゴル人らしくホッペがつやつやと赤い。 典型的なモンゴルの顔。 牛やヤクの角の中を空洞にして
器にするとも説明された。 そしてゲルの中央には様々な物が並べてあり、売ってもいる。 右上のボトルには
蒸留酒のアルヒが詰めてある。 アルヒは家畜の乳から作るモンゴル版ウォッカ。
その他はチーズだ。 板状にしたものや ポロポロの粒状などがあって小袋に詰めてある。 今はこうして
ゲルの中でも物品販売がさり気なく行われるようになっている。  昔からモンゴルの人たちは家畜から得る
ものを全て利用して一つとしてムダの無いように利用して来た。 この棒のよう板チーズは釘が打てるほど
固いのだ。 5年前に来た時に市場で見て とても食べられる硬さじゃないと知って断念した。(苦笑)
  1. 2018/12/23(日) 08:36:12|
  2. モンゴル
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暮らしの絵本

絵本

前回UPしたゲルでの暮らしの風景だが、昔からゲルで暮らしてきた遊牧民が皆そうだったように絵本の
中でも同じ事が描かれている。小さな女の子ミングリンが家の仕事を手伝う様子を書いている。
この絵本は外国人によって書かれた絵本。 私は旅の終わりに近い日に ウランバートル市内の大手の
デパート一階のスーパーでこの本を見つけて購入した。 幾つかあった中、これを選んだ。 牛の乳しぼりを
してミルクティーを作り、燃料にする牛糞を拾い ゲルの移動をする、そんな日常をきれいな絵で描いている。
文章は モンゴルのキリル文字と英語が併記されている。 表紙はキリル文字だけ。
スーパーで約一時間 自由行動の中、いいものを見つけたと思う。 この少女の髪形や衣服も伝統的な
ものだ。 鍋がかけてある鉄のコンロも同じ。 20cm角の小さな絵本だが大切にしたい。
  1. 2018/12/21(金) 08:19:18|
  2. モンゴル
  3. | コメント:2

ゲルでの暮らしは

ゲル内

ゲルの中での暮らしや様々な仕事を見せる為の 年季の入ったゲルに入る。 ゲルと言うのは外から
見た印象より中に入った方が圧倒的に広い。 エ?こんなに広かったの? そして出た時には小さな家
だったんだとちょっと驚く。 中にはぐるりと台があって並んで腰かけた。 昔ながらの鉄のコンロのような
ものに大きな鍋が掛かっていてミルクティーが出来ていた。 牛や羊の乳と岩塩を沸騰させない程度に
煮て 常にポットに入れておく。 みんなに小さな茶碗で振る舞われた。 正面の奥に積み重ねた物は
祝いの席には必ず作られる固いクッキーのような物だ。 40代くらいの体格のいい男性が身振りを加えて
説明してくれ、ガイドが通訳する。 モンゴルの食べ物は昔から圧倒的にミルクを主体にしたあれこれ。
来客や祝いの席では羊を解体して余すところ無く食用にする。 現場で見聞きすると真に迫ってくる。
  1. 2018/12/19(水) 10:35:13|
  2. モンゴル
  3. | コメント:0

ヤクに乗った

ヤクラクダ

草原で少し待っていると 前方からいろんな動物に乗った人が近づいて来た。 モンゴルにいるあらゆる
動物で ヤク、馬、牛など獰猛そうなゴツイ面構えの動物はちょっと怖い。 さすがにラクダは南部の物な
のでいないが。 エー?と思っていると、好きな動物に乗って下さいと言われる。 そこで一度も乗った事のない
ヤクを選んだ。ゾロゾロした長い毛と怖そうなツノ、そしてやっぱり獣くさい。 この写真の一番手前の黒っぽい
ヤクだ。 アブミが付いているので乗りやすいが おじさんに助けて貰いながら乗ってみた。
綱とヤクの毛を握って モコッモコッと動きながら歩く初めてのヤク乗り体験はすぐに終わった。 100mほど
乗って もう終点。(笑) そこにはゲルでの暮らしの全てを実物を見ながら説明を受ける古いゲルがあった。
雨上がりの草原は ゆっくり歩くと草の匂いをかすかに感じるフレッシュな生気に満ちていた。


  1. 2018/12/17(月) 09:52:12|
  2. モンゴル
  3. | コメント:2

草原へ

草原

ウランバートルから北に二時間少し。 この所 ウランバートルの人口はますます増えて郊外まで
どんどん家が建つようになっている。 バラックやゲルも含めてだが 水道の設備も行き渡らず、一つの
井戸から共同で使うそうだ。 この草原地帯は そういう場所からも離れてモンゴルらしい美しい風景が
広がる。 着いた時には小雨が降っていてもの凄く寒かった。 まさに凍えるような寒さで風邪を引くなぁと
心底思った。 一応上着や帽子など対策はしてたが びっくりする寒さだった。 ここではノマディック体験を
見たり体験する。 今ではゲルでなく首都に住んで仕事をしている人が多く、こうした草原での「お仕事」が
ある日には出張サービスをするそうだ。 広いモンゴルでは まだまだ従来からの遊牧暮らしをしている人
もいるが 時代と共に減っている。 向こうのゲルでいろんな体験を見聞きする事になる。
  1. 2018/12/15(土) 09:37:01|
  2. モンゴル
  3. | コメント:2

バスターミナル

ターミナル

ウランバートルの街中を過ぎて間もなく見えた巨大なバスターミナルの建物。 鉄道が モンゴル縦貫鉄道
しか無いので 交通はバスに頼っている。 どのようにバス路線が走っているのは不明だが、なんせ時刻表が
なく、人が集まったら発車となっているとか。 そして個人でバスを持って営業している人もいるそうで 利益は
全部自分に入るそうだ。 車掌が乗ってお金を集めて回る仕組み。 早く着いてなんぼなのでバスの運転手は
ものすごく飛ばすらしい。 一番危険なのがバスと言う話もあるそうだ。 まだまだ命の値段が低いのが
素にあるんだろうなぁ。 このような大きなターミナルがあっても 時刻表が無い・・・いったいここではどんな
仕事がされているんだろう。(笑)   ここでも上の表記は英語のみ。 外国人にもよく解る。
今回の旅で 以前とは違う「英語表記」が方々で目立った。 開かれる事=英語にする・・・なるほどだ~。
  1. 2018/12/13(木) 08:38:17|
  2. モンゴル
  3. | コメント:0
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