旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

ナツメ干しと黄河

なつめと

磧口村散策は続く。 少し高いところに来ると黄河がよぉく見える。  そして忘れてはならないものに
ナツメがある。 佳県もそうだが、この辺もナツメの大産地だ。 黄河沿いの道を佳県から南に下って来たが
日本で見るような木はほとんど無く、もう枯れたように見えるナツメのヒョロンとした木が目に付いた。
葉をすべて落として 実も収穫された木々は本当に枯れたように見える。 村を歩くと まさにそのナツメが
あちこちに干してあった。赤茶色の豊かな色が 黄土色ばかりの村に色を添えている。  こうして乾燥させて
甘味が増えて保存もよくなる。 大きなザルもプラスティックではなく 全てが手作りでそれがいい味だ。
男たちは大抵 何人か寄るとトランプが始まる。 この下もそうだ。 北京では将棋だがこの辺ではトランプ。
朝夕は寒いが 風も無い日中は穏やかで、ますますナツメは甘さを増していく。
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  1. 2017/12/30(土) 08:43:08|
  2. 中国ー黄土高原
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冬に備える

石炭

黄河に沿う村 磧口村を散策中 庭先に石炭が山積みされている家が多かった。 11月初めでもここは
かなりの寒さだが真冬になればマイナス10度を下回る。  山をくり抜いてカマボコ型の入り口を設けたヤオトン
式の住居がほとんどで 確かに家の中は冬は暖かく 夏は涼しい。 半円のカマボコの形は上からの圧力に
強い。 このような桟の飾りを付けた窓が村中にある。 屋根の上は草がボウボウと茂っていたりする。
中国の大きな都市ではオリンピック頃から 石炭の使用を禁止した。 匂いと煙がひどく、空気を汚すからだ。
しかし、まだまだ田舎では煮炊きや暖房は石炭に頼る。 第一 山西省と言う石炭の大産地でもある。
この写真では粒が細かいが、他の家では大きなかたまりもあり、鉄製のものすごく重い金づちで割るように
なっていた。 山の細道しかない上部の家には少しづつ背負って運ぶのだろう。 真冬はすぐそこだ。
  1. 2017/12/28(木) 09:34:37|
  2. 中国ー黄土高原
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村を散策

とんねる

古い石のトンネル通路だ。 磧口村を散策しようと歩き始めた途端にあった。 結局 これ以外にも
幾つかこのような通路があった。 高さがそれほど無いのでラクダでの通行は出来ないと思える。 雨が少ないが
たまに大雨で大洪水があったし、黄土の土質ではグチャグチャになって道の用を足さなくなる。
そこで幾つかの隧道を作った。 しかし、平らな場が少ないここは 荷役の人夫が綱を引いて上の村まで運んだと
思われる。 古く年季の入った隧道があちこちに残っていい味を出している。 ここもヨーロッパの古城の一部かと
見まごうほどだ。 クルマの行き届いた現代でもこの辺の村は山に沿っていて 当然ながら上の段までは不可。
人々はこのような道を肩に背負って運んでいるはずだ。  400年も経っているのだろうか、あちこち修理した
跡が見て取れる。  この辺の村は まさに石とレンガで支えられた村だ。
  1. 2017/12/26(火) 15:44:40|
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テレビで日本特集

てれび

磧口村の宿は寒い。 日本の北海道くらいの気温だろうか。 この辺は冬の寒さが厳しいのにそれに対応
していない。 客室も食堂も冷たくて硬い石のような床だし、椅子もクッション性の全くない 重い木製で冷たい。
おまけにエアコンは新しいはずなのに電源が入らない。 何てこった!! 何となくテレビをつけて眺めていると
何と「日本特集」のような番組。 東芝・日産・タカタなどの相次ぐ不祥事を挙げてその原因を列挙していた。
高齢化で人手不足や、大量の定年後の技術不足、そしてなんと画面いっぱいに「努力不足!」と出たのだ。
さすがにその時は「アンタに言われたくないよ!!!!」と叫んでしまった。
中国人にまで努力不足と言われる日本に成り下がった・・・のか。 確かに今の日本はどこかで「きしみ」が来て
いるなぁ。 ちなみに中国のニュースの字幕にはすべてが英語とバイリンガルになっている。
  1. 2017/12/24(日) 20:23:56|
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磧口村を見下ろす

ながめ

磧口村を高台から眺めると こんな感じだ。 黄河に沿って町が続いている。 かつての運搬は・・・
山が多くて険しい土地なので 荷を運ぶのは内モンゴルから連れてきたラクダだった。 太原の辺りから
物資を運んで この磧口村の港から黄河を船で上る。 この村の歴史を遡って見ると 素っ裸の男たちが
船の綱をエンヤコラと引っ張る 色あせた写真が残る。 昔の賑わいはどんなものだったのだろう。
前回UPしたヤオトン式ホテルもこの中にある。 大小幾つもの宿があるが 大抵同じデザインに統一されて
いる。右側の山に沿うように普通の民家もあるが どれも時が停まったような 半分廃墟のような村だ。
でも、日本のような木造ではなく石やレンガ造りなのでちゃんと残っている。 時を超えた石積みはいい感じに
古くなって貫禄を感じさせる。 とても寒い場所なので 今の季節はマイナス10度くらいにもなる。

  1. 2017/12/22(金) 19:24:40|
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ヤオトン式の宿

やど1

黄河のほとりにある磧口村を訪れた。 ここで2泊の予定だ。 木のない岩と黄土の山が幾重にも連なる
地域で 乾燥と痩せた土地の為、昔から決して豊穣の土地ではなかった。 ちょうど黄河の流れが穏やかで
巾も狭い箇所なので この磧口村は北のモンゴルやシベリア方面にまで河を使って物資を運ぶ港として栄えた。
人足を雇ったり 休憩所、宿泊などの利便を図る港町が川沿いに出来た。 今は穏やかな黄河の景色を売りに
夏場には観光客も呼べる。 昔の宿や個人店などが 今はペンション村のような形になっている。
これは私たちが2泊利用した宿だ。 10軒ほどはあるが 中で一番大きな宿だった。目の前は黄河がゆったりと
流れる ヤオトン式の建築。 2~3年前に全面改築されて新しい建物だ。 石のようなレンガとカマボコ型の窓
が特徴で この辺の村の建築用式。 11月初めでも日本の冬の気温で大変に寒かった。
  1. 2017/12/20(水) 15:11:00|
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黄河のほとりで

かわ

佳県の絶壁の下に掛かる橋を渡れば ソク山西省になる。 黄河が省の堺になっている。
それにしても青空だ。 非常に雨の少ない地域で、乾燥地だから雲が湧かない。 河から上がる水蒸気などは
すぐに霧散してしまう。 山西省の黄河沿いの道を南下する。 向こうに見える岸部は陝西省だ。 乾燥地なので
山にも木が無く、黄土高原の黄色い山と岩の景色ばかり続く。 磧口と言う村を目指しているが、道が崩れて
通り抜け不可に出会ったりする。 黄河に幾つもの浚渫船が 積もる砂を取っている。 岸の近くに小山になって
いるのが掬い取った砂だ。 レンガの材料になったりする。 このように掬わないと砂漠からの砂が溜まって河が
埋もれてしまうのだ。磧口村は かつては内モンゴルからロシアにまで黄河を使って物を運ぶ一大拠点だった。
駱駝を使って磧口村に運び込まれた品を 船に積み込む港だったわけだ。
  1. 2017/12/18(月) 10:38:40|
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屋根飾りの美

やね

白雲観のつづきだが、幾つもの大小の建物が複雑に建てられていて順路もよく解らないほどだ。
共通して言えるのは前回のもそうだが 屋根の美しさ。 こうした屋根飾りはいろいろな屋根に同じように付いて
いてついズームで撮りたくなる。 屋根の裾のほうにも小さなサルやヒトの人形がズラリと乗っかっていて興味深い。
ただ、ちょっとうるさいのは中国式の長い線香を買えとついてくる人たちだ。 信仰心は無いので断り続けたが。
渡り口として繁栄していた頃は寺への寄進も相当にあったそうだ。 今は橋や高速道路も出来て その当時の
賑わいはなく、単に田舎町になっている。 この「佳県」は日本の詳しい観光案内にも無いのは、外からの客を
受け入れ可能なホテルが無いからだと言う。 ブログも限られている。 現に私たちが泊まった宿は町から離れた
プレハブのような所。 あちこちに農民工の泊まるビニールテントがあり、寒いのになぁと心が痛んだ。
  1. 2017/12/16(土) 10:42:02|
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白雲観へ

白雲

先日 香炉寺をUPしたが 同じ佳県に白雲観がある。 道教を基本にしたお寺で 明時代(1605~)から
何年にも渡り、幾つもの伽藍が建てられた。 山に沿ってズラーッと建物がある。  佳県は黄河の幅が狭く
浅い所なので「渡し口」が作られた。 橋も佳県には複数ある。  そこに寺が建造されたのは当然と言える。
当時のままに寺を参拝するなら、700段の階段を上がって徐々に高みを目指すのだが・・・現代ではクルマの
利便を考えて もっと上段に駐車場がある。 つまり苦しい階段を昇らなくていい。  何しろもの凄い数の
伽藍があり全部はとても回れない。 本殿の前には大きな焼香台があり、参拝者の上げた線香が煙をくゆらす。
少し高い位置から黄河方面を見ると  屋根の美しさがよく見える。この寺院の特徴は特に屋根瓦が美しかった。
日本のような湿気が無いのでコケやカビがなく、また木造でないレンガ造りの寺々もこの地域らしい。
  1. 2017/12/14(木) 18:55:33|
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もしかしてお宝?

古本

白雲観は道教を主とした寺で 山の稜線にまでずらっと建物が連なる由緒あるところだ。
その駐車場の沿道に 土産物屋が少しばかり並んでいた。  決して華やかでなく やる気の無さそうな
個人の店がいくつか。  その中で「オヤッ」と目を止めたのはこれ。 あの赤本だ。
毛沢東語録や彼に関する一連の書だけど・・・扱われ方があまりにも乱雑でテキトーだなぁ。 でもこんな中に
お宝が紛れていそう!! 日本のオークションに出せば!!などがアタマを駆け巡る。(笑)
毛沢東と言えば陝西省のヤオトンに住んだ事もあるので 年配者などは今でもそれを昔語りにするそうだ。
リービ伊藤の著書「延安」にも描かれている。  この赤本の横には毛主席の胸像もあった。 赤本の値段など
聞こうにも肝心の店主がいない。 隣のオバチャンが 留守だと告げてくれた。 あ~あ、逃したなぁ・・・。


  1. 2017/12/12(火) 13:18:40|
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