旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

夜の城壁で

よる

大同古城の城壁の夜の風景。  平遥の城壁には夜間のライトアップが無いのだが、この大同にはこんな風な
しめやかな雰囲気の照らされ方で静かに光っていた。  前にも書いたが、この城壁は古い基礎の上に新しく
築いたもの。 観光都市を目指して奮闘中なのだ。 もしかしたら今が訪れるチャンスかも知れない。
私たち二人は東の城門から階段を昇って上まで行った。  人は本当に少なくて数えるほどだった。
左側が城壁の内部になる。  少しすると、電動カーで城壁の上を走ってくれる場面に出くわし、では!と
カートに乗り込んだ。 西の方はまだ建設中らしく、南門を過ぎたあたりでUターンしてしまった。仕方ないか。
私の隣にいた中国男子がスマホをずっと操っていたが、いきなり日本語変換した文を見せて来た。 え?それ
やってたの?って感じだったが・・・その「日本語」がどう見ても変で意味不明。努力はありがたかったが う~ん。
スポンサーサイト
  1. 2017/08/31(木) 16:56:21|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:4

沙棗の大木

サソ

新疆あたりの乾燥地にあると言われる 沙棗(SASO)。  スナナツメと言われる木だ。
大同では何回か、それも大きな木として見る事ができた。  この写真は大同の城壁内の華厳寺の境内に
さりげなくあった。 ちょうど花が満開の時期だが 葉が白い上に 花もベージュの5ミリと とても地味で
この写真を見ても 満開? ん? と言った風景だ。  カシュガルのアパクホージャ(領主の墓)にも葬られて
いる香妃は身体から この香りを発したと言い伝えがある。  私も以前に苗を取り寄せて鉢で育てたのだが
日本の湿気に合わなかったのか 2~3年で絶えてしまった。 確かに清らかではあるが意志のある良い香り
がある花だ。  しかし、キンモクセイのように香りが立ち込める事はない。 鼻を近づけると香る。
4m以上あったか・・・あまりにあっけなく巨大になっている木を見て やはり産地の強みを痛感した。
  1. 2017/08/29(火) 10:17:44|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:0

山西名物麺

らおらお

平遥の時にもちょっと触れたが 山西省の名物麺の 栲栳栳(カオラオラオ)だ。  この個性ある立ち姿(笑)は
名物に相応しいのではないだろうか。  麺料理のいろいろを求めて中国を旅する人も多いが これなどは
筆頭の「やったぜ!」感だと思う。  大麦・えん麦が材料だ。 セイロに入れて蒸し上げる。
黒酢などのたれ(右に見えている)を付けて食べる。 普通の小麦粉と違って 少しワイルドな味がする。
もっちりとして野趣豊かな風味はとてもいい。  たぶん、小麦粉のような粘りが少ないので細麺には しにくいの
だろう。  しかし、よくもこのような手間のかかる食べ方を考えたと思う。  形だけで絶対に名物になる。
作る所を見たいけど そうは行かなかった。 中国では小さな食堂でも粉を練ってビュンビュン伸ばして手延べに
する。 この他にも山西省は麺の宝庫だ。 粉文化の北方中国に相応しい様々な面や万頭がメニューに並ぶ。
  1. 2017/08/27(日) 20:13:26|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:4

法華寺



大きな城壁の中は幾つかの寺、ホテル、民家など普通の街だ。 夕方になって友と二人で ホテルを出て
城壁の中を探検に出た。 東の門(和陽門)を目指して歩いていると 左側にこれが建っていた。
大通りを飾る華やかなライティングに照らされて イヤに鮮やかな寺院だ。 もう門は閉まっている。
後に調べると ここは法華寺と分かった。 拝観料は40元も要るそうだ。(笑)    これは「瑠璃楼門」。
中は普通の寺の伽藍がいくつかあって、白い大きな仏塔も建っているようだ。  しかし・・・ナニ様式と言うのだ
ろう、この尋常でないデザインは。   中国独自の瓦屋根の門構えと大きく違う。  南蛮渡来の様式みたいな
不思議なかたちだ。  オレンジ色に輝いて見えるが 本当はもう少し地味なオリーブ色でシックだ。
ここを過ぎるとすぐに東門になる。 でも 観光客はほとんどいないし、通りも静かで本当に過渡期だと痛感した。
  1. 2017/08/25(金) 08:21:29|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:4

スラム化した街



大同の城壁の中、西の区域に「華厳寺」がある。 遼の時代(1038年)に建てられた寺院だが、当時の
古いものはほぼ壊されて 新しくすべてを改築した。 何層にも渡る立派な寺院でも 新しいピカピカ感は
古刹を眺めたい人にとっては かなりの虚しさが残る。  中に祀ってある仏像や仁王像、菩薩などは勿論
そのままだが。 一番奥に 日本の城のような高い伽藍があって 狭い階段で上まで昇れる。
外側が回廊になっているので ぐるりと眺められる。  で、見た風景がこれだ。    広い寺院の囲いの
外は民家だが、もうスラム化している。 今も住んでいる人がいるそうだが 近いうちに立ち退きが進んでここも
美しい何かになるのだろう。 大同は観光都市を目指して脱皮中。  四角の城壁内の未来はどうなるのか。
高見からはイヤでもこれが目に入る。 過渡期の街を眺められて幸運だったのか・・・どうか。
  1. 2017/08/23(水) 10:04:23|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:2

九龍壁の前で

こかげ

6月の初めでもかなり暑かった中国内陸。 乾燥していて 日本のような湿気は少ない。
赤い壁と柳が中国っぽいなぁ。   これは先日にUPした九龍壁の門の中。 木陰で一休みの観光客か。
真四角の大同古城のまん中に近いところに九龍壁はある。 これからこの城壁の中がどんどん改装されて
数年後には観光の町に変わって行くのだろう。  城壁の中は広くて 一部にはお客を呼び込むための商業
施設もきれいに出来ているが・・・なぜか人がまだ少ない。  昔から有名な莫高窟や懸空寺にまっすぐに
行ってしまうのだろう。  石炭の町なので 少し古い民家や施設の屋根には 短い四角柱の煙突が
いっぱい建っている。  日本は原発が稼働を止めているので その分 石炭を多く輸入しているそうだ。
たぶん この山西省からも買っているのだろう。  時間が止まったような静かなこの場所・・・でも歴史が重い。

  1. 2017/08/21(月) 08:17:03|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:0

大同も城壁の街

大同城壁 (4)

中国の主要な都市は城壁で囲まれている所が多い。  あまり知らなかったが大同も実は城壁の街だった。
そしてそれは平遥よりも規模が大きく、周囲は7.2kmもあり、高さも14mと堂々たるものだ。 1300年代に
築かれた基礎の上に 新しく増築された。  大同と言えば 雲崗石窟と懸空寺が郊外にあるが 市内は
観光に適したものが無いと言うことで、2008年に市長が替わったとき、大きな予算が付けられて 観光都市を
目指して動き出した。  この城壁の中にも当然ながら民家も多く、古い寺院も幾つかある。  それらを修復して
住民を結果的に追い出し、今はその過渡期と言っていい。    大同と言えば誰もが知る石炭の町だ。
今も石炭を運ぶ大きなトラックが列をなしている。 坂道など重さに四苦八苦しながらノロノロ運転して進むクルマを
何度も見かけた。 利用したホテルも九龍壁もこの中にある。 
  1. 2017/08/19(土) 09:42:51|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:2

大同で お昼

大同ひる

列車で大同に着いてすぐに入った昼ごはんのメニュー。  ガイドがいい人で良かった。  右上にあるのが
きびだんご(笑)  桃太郎じゃないが どんなのが出て来るのかと思えば、揚げたもっちりした大きなだんご
で、中に餡が入っていた。 これだけで満腹になる。 とろみの付いたスープ、じゃがいものスープ煮、きのこの
炒め、皮に巻いて食べる料理と ずっしりした物が多くて凄く美味しいのだけど食べられない。
帰国後、地元の友人が「中国って毎日中華料理?」と聞くが 日本人の意識にある中華ってホントに固定している。
エビチリとか、ぷりぷりの包子とか・・・(笑) いや、全然違うよ~!!と説明しても解らず、写真見せるしかない。
広い中国では 中国人も知らないような 土地の名産があるようで、古くからそれらを駆使して美味しく食べる
工夫がされている。 南北にも東西にもあまりにも長い距離を持つ国では もう行くしかないのだ(笑)
  1. 2017/08/15(火) 09:52:08|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:2

大同の九龍壁

りゅう

さて、大同に着き 観光の初めとして 九龍壁に行った。 邸宅の前に目隠しとして設けられる壁で、中国には
3つの九龍壁があるが、この大同のものが最大だ。 明の時代の邸宅は兵火で焼失して塀のみが残った。
現在、その邸宅が建築中で 塀はここに移築された。 中国では九は縁起のいい数、勇壮な龍が九体いれば
最強の守り壁となるだろう。  横45m 縦8m、厚さは2mと堂々たるものだ。 近くで撮った写真をUPする方が
迫力がありそうで、全体写真よりもこれを選んだ。  彩色瑠璃瓦という陶器製なので 近くで見るほどに美しく
どれほどの時間と手間がかけられているか・・・測り知れない。  それにしても権力と言うのは凄いなぁ。
ここまで誇示しなければ気が済まないのか。 中国の建前・面子の大きさにため息ものだ。
全部違う九匹の龍に暑さも忘れて見入る。 利用したホテルから近い場所だった。
  1. 2017/08/13(日) 20:00:47|
  2. 中国ー大同
  3. | コメント:2

列車の中で

すいどう

太原の駅を離れた K7804列車は北へと向かう。 8:55発 大同には13:16着。  停車する駅は
途中6個だ。 軟臥(一等寝台)で4ベッドのコンパートメント。  ゴクラクだぁ~~! しかも空いていた。
大都市とを繋ぐラインじゃないので土曜日にも関わらず混んでなくてよかった。 日本円で1672円と安い。
ぼんやりと外を見たり 車内をちょっと歩いたり。 寝台連結なので洗面所もこんな感じである。
始発だからまだキレイだ。 すぐに田舎の風景になって たまには平らな畑もあるが 大体は起伏の多い
黄土高原特有のデコボコ地形。 ポプラ系の木が多くて たまに道路に沿って並木になっている。
畑にはトウモロコシと見られる濃い緑の作物。  車内で昼時間になるのでパンなどを少し買って来た。
中国の人みたいにカップ麺を食べる気にはならないなぁ。  至福の4時間あまり ゆったり満喫。


  1. 2017/08/11(金) 09:18:46|
  2. 中国ー太原
  3. | コメント:2
次のページ

プロフィール

霧のまち

Author:霧のまち
         (女性です)
静岡の海辺の町からこんにちは!
旅に出て見たもの、考えた事などを
ランダムにUPします

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

世界の駅・ホーム (52)
インド (246)
中国 (12)
中国ー天水 (9)
中国ー張掖 (17)
中国ー蘭州 (25)
中国ー厦門 (22)
中国ー上海 (18)
中国ー北京 (76)
中国ー新疆 (138)
中国ー杭州 (5)
中国ー天津 (4)
中国ー西安 (4)
中国ー平遥 (13)
中国ー太原 (7)
中国ー大同 (23)
エジプト (31)
グァム (19)
ロシア (32)
スペイン (35)
トルコ (30)
モンゴル (69)
モロッコ (50)
ウズベキスタン (78)
UAE (110)
パキスタン (86)
オマーン (30)
マレーシア (33)
沖縄 (63)
ブルネイ (10)
台湾 (26)
ベトナム (53)
身近な旅 (22)
本 (58)
未分類 (198)
植物 (63)
CD (1)
言葉 (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード