旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

ホッとする味



無事に麦積山石窟を制覇し(笑)、街に戻った。 天水は取り立てて特徴のある街ではない。 人口は350万人だから 
そこそこ大きな街だ。 蘭州と西安の中間に位置する。 最大の観光地は やはり麦積山だが 他にも寺院や仏に
関する見どころは多数。 少し遅い昼食は 例によって街の食堂へ。前にも書いたが、中国には「一人分」の考えは
基本的に無いようで、料理を頼むとどんと大きな皿で来る。大勢で食卓を囲む方式が普通なのだろう。 
幾つかの大皿が並んだが この「豆腐のスープ」がとても美味しかった。 大きくしっかりした豆腐、白菜が主の優しい
味の一品だった。 30cm以上もあるお皿で ガイドと3人では食べきれず。 ナスの味噌炒めもコクのある味で
中国はどこに行っても日本食が恋しくなったりはしない。 食後は天水駅に向かう。 ここでガイドは仕事終了で蘭州に
帰ってしまう。 友人と二人で西安に向かうが 思いがけない凄い列車に乗ることになる。 次回に続く。
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  1. 2017/03/30(木) 10:51:32|
  2. 中国ー天水
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沿道の土産屋には



麦積山石窟は、駐車場から約10分ほどなだらかな道を歩いた先にある。 その道の端には地元の住民の
小さな店がたくさん並ぶ。 ちょっとした工芸品はいかにも中国っぽい物で あまり売れるとは思えない。
もう一つは乾燥した木の実の店。 何なのか分からない実がたくさん並んでいる。 松の実やマカダミアナッツの
ようなもの。左下はタマリンド(酸角)だし、右は「鮑魚果」と名が付いていて、なるほどアワビそっくりの実だ。
調べると「ブラジルナッツ」と言う実らしい。  店のおじさんは盛んに試食を勧めてくれるので幾つか食べてみたが
特に買いたいものは無く・・・。 タマリンドなどは熱帯地方の物だし、その他も遠くから来た品だろうなぁ。
山の中の地と言う事で、お似合いの土産って事だろうか。 しかし、広い中国 初めて見る実もたくさんあって
そういう意味では面白かった。 
  1. 2017/03/27(月) 09:24:55|
  2. 中国ー天水
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絶壁・・・



前回まで麦積山石窟の概要と仏を書いたが、空中階段の怖さを表すのは こう撮るのがよく解るかなと
ほとんどの観光客が横からカメラを向けている。 まさに垂直で怖いと思い始めたら本当に怖い環境。
それを忘れながら仏たちに見入るしかない。 現代では重機などもあってこうした階段は割に簡単に
設置できるが 1500年も前には竹などを組みながら長期に渡る掘削をしたのだろう。
中国では 危険な場所に仏を彫った箇所がとても多いが、少しでも高い位置に彫ることで威厳を表して
行ったと思う。  そのお陰で遠い将来に観光に役立つとは夢にも思わなかっただろうなぁ。 
風もなく穏やかな日でよかった。(笑)  これで強風だったらなお怖い。 調べてみると 92年1月~4月
にかけて 東京・大阪・京都・横浜の高島屋で 麦積山の90点の仏像の展示会を行っていた。 
  1. 2017/03/24(金) 09:23:51|
  2. 中国ー天水
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素晴らしい仏たち

仏

前回から書いた麦積山石窟。 1500年からの歴史があるそうだ。 見つかったのは1952年というから 60年
ちょっと前。 山の中だから無理もない場所だ。 岩に穴を掘っていろんな像が配置してあるが 7800体ほども
あるそうだ。 色が抜けていたり指や腕が破損しているものも。 ちぎれた指や腕からは芯にしたワラのような草
も出ている。 対になった阿修羅像や薬師如来もあり、格子のはまった扉が設けてある所もあり、撮影禁止の物
もあった。 これは鮮やかな色が残っているので撮ってみた。あまりに多い仏たちと、恐怖の階段通路、他の観光
客との流れなどから 一か所に留まるのは難しい。 この日 ちょうど世界遺産事務局の人が来ていて、中国の
関係者に説明を受けて巡っていた。 11月半ばの天水は朝晩は寒いが日中は穏やかで 観光するには最適な
季節だった。 幾千もの仏たちのあまりの美しさと崇高さに 信仰の凄さを何度も思った。
  1. 2017/03/21(火) 09:37:49|
  2. 中国ー天水
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麦積山へ

むぎ

文字通り 麦を積んだような恰好なのでその名が付く。 天水の中心部からクルマで約一時間。
黄土高原に近いし 乾燥した地域だが 周りは全く普通の日本にも似た山の中。 地震でこんな地形になったと
聞いた。 この岩山は142mの高さだが 至る所に192もの窟が彫ってある。 岩山に穴を穿ち、様々な像が
見事でただ唖然。 だがモンダイは・・・この高くて恐ろしげな空中階段を歩けるのか。  行く前に多くの経験者の
ブログを読んだ。 高所恐怖症の人はご用心と書いてあった。 ここに来て 見上げた時も うわぁ~と身が縮んだ。
階段の通路は細いので一方通行になっていて逆回りはダメ。 こわごわ階段に足をかけて進む。 しかし、世界遺産
になったので安全には留意されていると感じた。鉄の手すりもしっかりしていて まずまずだが、下を絶対に見ては
いけない。人がうんと小さく見える。 紅葉した木々が遠くに黄色く見える。 仏像たち お邪魔しますよ~!
  1. 2017/03/18(土) 10:34:57|
  2. 中国ー天水
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天水にやって来た



K132と言う寝台車で 蘭州から4時間半、300キロほど南東の「天水」に来た。
まずホテルに入り、旅装を解く。 夕食は町のレストランへ。 よく見るとそこは清真食堂だった。 イスラム食を
出している食堂だ。 いろいろなお粥が食べられる店で、1元で買えるティッシュ(手前の緑色の)には 薬膳の
紹介がいっぱいに記されている。 赤いクコや蓮の実などが入ったお粥、麺に見える黄色いのは じゃがいもの
細切り炒め。 ネギと甘味噌を皮に包んで食べる北京ダックのような食べ方の料理など 工夫がいっぱい。
ここもそれほど立派な店でもなく、町の食堂だったが 中国は何というコクのある料理が出ることか。
美味しくて安くて満腹感もGOO.  お粥も本当に美味しかった。 さて、天水に来たら 今回最大の「心配ゴト」で
ある場に行くのだが・・・。 果たして私たち 大丈夫か?? 明日は無事に乗り切れますように!!
  1. 2017/03/15(水) 20:13:14|
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出会ってしまった

ひ2

前回、蘭州始発の列車に乗る話を書いたが 車内に入った瞬間、すぐとなりのラインにも同じ色の列車がいた。
あ、どこ行きかな??とふとサボ(行き先表示板)を見ると! うわぁ~~!憧れの列車ではないか!
乗り鉄たちの憧れ列車なのだ。 T204「上海ー烏魯木斉」行き そして一部はなんと更に西の カザフとの国境
近い「伊寧」まで行く列車だ。 上りか下りか分からないが、多分この番線だと上海に向かうと思われる。
窓ガラスの汚れで写真が汚い。(笑) カーテンの柄はラクダ。 さすがにシルクロードっぽいなぁ。
上海から伊寧という まさに中国を広く横断する行程は 4742km、55時間34分の途方もない長距離列車だ。
T列車は時速140キロ、「特別快速」。伊寧からだと 蘭州までもう半分くらいを過ぎている。 30時間近くを走って
来ているはず。 思わず遠い目になってしまうが中国では「日常」で、こんな思いが出来る列車旅が私の極上。
  1. 2017/03/12(日) 09:30:21|
  2. 中国ー蘭州
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天水に向かう



実は きょうは移動日。 朝 張掖を高鉄で発って昼に終点の「蘭州西」に来た。 西駅からクルマで「蘭州」へ。
蘭州で昼食をとり、今度は東方の「天水」に向かう。 蘭州から天水までは307km。 4時間30分の列車旅。
今回の列車は 蘭州が始発なので時間があり、割にラクだ。 これは蘭州のホームで 列車が入っている。
K132次の列車で 何と蘭州を午後13:16に出て 終点は「深圳西」。←終点到着は・・・明日朝の 9:26.
この列車をよく見ると レースのカーテンの模様は「飛天」だ。 やはり西域を意識した絵柄が。
Kと言うのは「快速」の意味で120キロの時速だという。 私たちが向かう「天水」は 南東にあり 同じ甘粛省。
天水までの間、3つの駅に停車する。(定西、隴西、甘谷)  長距離列車なので半分は寝台車で私たちは
硬臥車。 3段式の解放寝台は6つのベッドが対に並ぶがカーテンや手すり無し。列車は運よく空いていた。
  1. 2017/03/10(金) 09:37:57|
  2. 中国ー蘭州
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名物ラーメン

らー

日本のラーメンにあたる麺は中国には無いと言われていたが 唯一これはラーメンっぽい。 麺=面。
蘭州の名物である「牛肉面」だ。 街を通ると至るところに「牛肉面」の看板が見える。 でも 蘭州だけでなく河西回廊
一帯で見つける事ができる。 牛肉と言ってもほとんどがヤクの肉だと言う。 すぐ隣は青海省のチベット文化圏。
標高も高く ヤクの放牧が盛んだ。 そこから移って来た人々も多いことから ヤク肉は一般的なんだろう。
油っ気がなく多少パサッとしているが むしろさっぱりして私はギトギトよりも よほど好きだ。 この店も街に普通に
並ぶ市井の小さなところ。 こうした面屋ではたいていどこでも自前で粉を練って何度も伸ばし、面にする。
トッピングやおかずが並び、好きなものを何皿か食べた。 こうした面にはパクチーが付き物で黙ってればドバッと
乗せられる。 中国では昔からパクチー(香菜)が普通に食べられている。 北部でも多く採れるんだなぁ。

  1. 2017/03/07(火) 09:08:52|
  2. 中国ー蘭州
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きょうは金曜

イスラム

高速鉄道で再び蘭州に戻ってきた。 きょうは金曜日だ。 街には白いイスラム帽を被った人が目立つ。
河西回廊一帯はいろんな宗教が混在するのは前に書いたが、特にイスラム教は モスクのミナレットが目立つ
のであちこちに見られる。 食堂は「清真」をうたった所も普通に多い。  羊肉を解体して吊るしている店も。
しかし、さすがに街の看板などにはイスラム文字がほとんど無い。  これが烏魯木斉にまで行くと 半分くらい
はウィグル文字で いよいよイスラム圏だなぁと思うけど。  このおじいさんは何を待っているのだろう。
少し前にもう一人来たが素通りしてしまった。 友達ではなかったようだ。
中国っぽい何かの塀が続く。 整然として美しい。  アザーンの声も聴かれなかった。 ちゃんと流しているの
だろうか。  今は昼ごろだ。 これから何度目かの礼拝がはじまるのだろうな。
  1. 2017/03/04(土) 09:59:33|
  2. 中国ー蘭州
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