旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

ワイルドローズ

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海抜の高い地域に行くと こんな原種のようなバラに出会える。
かすかに香りがして 色もとてもきれい。 3cmくらいの可愛い単衣の花で 木いっぱいに咲く。
これは 2700mほどの高さの山あいに 幾株かあって それぞれ華やかに咲いていた。 確か ラダックのアルチゴンパの近くにもあったが、その時は9月で、花の時期ではなく 実を付けていた。
木は2~3mにもなって 満開だとこんなに美しい。 6月が花の季節なんだなぁ。
ほとんど人の来ない環境で 人知れず咲いている。  手折って飾られることも無いだろうなぁ~。
以前 紹介した、鶴田真由の「インシャラ」の本にも この花の事が描かれていた。 ワハーン回廊を旅した彼女の日記のような著書でだ。  その地も標高が高いので バラは元々の伸びやかな姿で 少し薄い空気の中でも
精一杯あでやかに咲くのだろう。   パキスタンでは 乾燥地特有のトゲトゲした植物を見る事が多かったが このワイルドローズは 中でも稀な潤いのある色と花弁だった。

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  1. 2013/09/18(水) 20:21:57|
  2. パキスタン
  3. | コメント:0

「カロタセグのきらめく伝統刺繍」

カロタセグの伝統刺繍: 今も受け継がれる、ハンガリーのきらびやかな手仕事カロタセグの伝統刺繍: 今も受け継がれる、ハンガリーのきらびやかな手仕事
(2013/09/23)
谷崎 聖子

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他のどこにも無いほど美しい伝統刺繍、今まであまり紹介されることが無かった。
日本ではどちらか言うと馴染みの薄い地域なので よけいに。  緑豊かな東欧の田舎にあって 色がこぼれんばかりに咲き誇る 主に花のモチーフの図案だ。 娘の嫁入りに用意されるものを筆頭に 室内を飾ったり、教会の
テーブルや壁のふちを彩ったり それはそれは手の込んだ 華麗であり、また素朴さも備えた手仕事の数々。
この本の著者である 日本人の谷崎聖子さんは まだ30代の女性。  現地の方と結婚されて ルーマニアに
お住まいだ。 冬の厳しい寒さや、その後にやってくる芽吹きの春を 細やかな感性で受け止めながら生活されている。 また、年々薄れていく伝統的な手芸の作品や方法を 年配者から聞き取ったり 収集されたりして 消えてしまわないよう地道な努力をされている。  私の 数年来の素敵な友人だ。
日本にも 本来美しい伝統的な手仕事があるのだが、私たちは立ち止って味わう時間を失くしている。
豊かな暮らしとは何か。 これらの刺繍をゆっくりと眺めて ちょっと考えてみたい。

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  1. 2013/09/17(火) 21:01:41|
  2. | コメント:4

不思議な石が多い

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昨日の記事で ジープのあと3時間のトレッキングと書いたが、そのトレッキングの山道には 松の木や雑木のちょっとした林、足元は石だらけだ。  その石だが なぜかこのような牛肉にサシが入ったような柄のものばかりがあった。  色は様々、しま模様になっていたりしたが 大抵は大小どんな石も サシ入りなのだ。
うわぁ、凄いなぁと下ばかり見て歩いていた。(笑)    パキスタンは宝石を始め 石の宝庫だ。
有名な氷河など 人が集まる場には小さな売店があって 必ず 鉱石やラピスラズリなどの石が売られていた。
全部が本物とは限らないが 太古の時代からの大きな地殻変動で いろんな力が加わって出来たものだろう。
カラコルム・ハイウェイ沿いの何でもない田舎道では ガーネットが採れる場所もあって 幾つか拾ったりもした。ホパール氷河の脇道の足元の石は なぜかほとんどがみどり色で 後で知ったが 氷河辺りではエメラルドが採れるそうだ。 その成分が混じっていたのかなぁ。(笑)    石や鉱物の事など全く解らない素人の私も さすがにパキスタンでの異色な石事情に気が付いたのだった。

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  1. 2013/09/13(金) 09:16:21|
  2. パキスタン
  3. | コメント:2

ジープ・スタンバイ

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ナンガパルバットが美しく見える第一キャンプまで行くのには けっこう手間取る。
ライコットと言うこの場所から スリル満点の岩山をジープで1時間半、その後 トレッキング約3時間の後にやっと辿りつく。  そのジープの乗り場だ。 背後に見えている岩山もそうだけど この辺りは生えていても緑は背の低いもので、ほとんどが岩丸出しの地帯だ。 乾燥しているので岩も小石もガラガラしている。
この時点では 実は…あんな恐ろしいジープ移動になるとは知らなかった。  何百mもの高い崖っぷちの クルマ一台分しかないジャリ道を こんなはずじゃなかったよ~! 聞いてないよ~!などと叫びながら心臓バクバクしながらの走行・・・。  私たちは たまたまここを走る事になったが、パキスタンの北部なんて こんな所ばかりだ。 岩山を削らない事には道は無いし、古来のシルクロードとして残っている道を見ても みんなこのような位置にある。 馬で渡ったわけだ。 北杜夫の本にも ディラン峰の第一キャンプに至るまでが細かく書かれているが まさにこんな怖い道を通って ミナピン村に着いている。  カラコルムの景観は素晴らしいが 国の発展の妨げになっている事も 実はホントだ。

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  1. 2013/09/12(木) 09:20:31|
  2. パキスタン
  3. | コメント:2

パキスタンビール

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禁酒国パキスタンにも ビールの製造所があった!  しかし、普通のレストランなどでは飲酒が禁止なので
飲むことが出来ない。  外国人向けの高級ホテルにはあると言うことだ。  私たちが利用したフンザのホテルでは 向こうからは勧めない。こっちが欲しいと言えば それじゃあと出す感じだ。(笑)
でも、缶ビールは千円するので高くて飲む気もしない。  付近のバザールで一軒見つけた 田舎の売店みたいな店では 700~800円。 イスラム国のビールはレアなので一本購入。  マリービール、アルコール度は4.5%。 製造は ラワルピンジだ。 パキスタンが誇る山 「K2」が描かれている。
フンザでは イスラムの戒律がまだ緩やかなので こうして何とか手に入るのだが 少し南に行ったら全く無い。クラシックと言う度数5.5%の缶は緑色だ。   いずれにしても、パキスタンではビールを外国には輸出していないので 行った人だけが飲める。 味は普通かな。 特に美味しいとは思わなかった。(笑)
高い買い物だったけど 超レアもの、GETしてきて良かった。 

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  1. 2013/09/11(水) 09:31:43|
  2. パキスタン
  3. | コメント:2

パキスタンの治安

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これは イスラマバードから北西に一時間ほど行った町のあたりだ。 クルマの窓から撮ったので ボケているが。 パキスタンでは そこら中で警察官に出会う。  交通などよりも 真っ先に治安維持のためだ。
道路を走っている最中も 県や町など地域の境目には 必ず検問所が設けてある。
旅行者全員の氏名のコピーと 行き先などを記した書類の提示が求められて そのたびにクルマは何分か 何十分か足止めを食う。  何もない崖っぷちのカラコルム・ハイウェイのかたわらで 小さな小屋に待機する彼らも
大変だ。 踏み切りのような長いサオを ヒモでスルスルと引いて上げ下げする まさに手動式の「検問所」が
可笑しくなって写真に撮りたいのだが それは厳禁だ。   撮りたいものほど禁止率が高くて・・・よくしたもんだ。  検問も多かったが、警察官がこちらのクルマに直接乗り込んで走行したことも何度かあった。
観光収入は大きいわけで 外国人への治安は必須だ。 現に何度も事件が起きている。
最近のニュースでは 隣りのアフガニスタンの情勢がまた厳しい。 タリバンの動きが活発になっているようだ。
いつになったら この辺りはスッキリするのだろう。

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  1. 2013/09/10(火) 10:08:35|
  2. パキスタン
  3. | コメント:2

パキスタン菓子

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パキスタンは割りと厳格なイスラムの国で もちろん禁酒国家だ。  だから甘いものが多い。
と 言っても今回のパキスタン旅では スーパーは勿論、普通の商店に行って自由に買い物をする機会がなかった。店に縁がない田舎ばっかりだったしネ。 従ってこれは 帰りの空港でやっと見つけた菓子だ。
インドやパキスタンに共通してある「ハルワ」と言われる菓子で 材料によってとても種類が多い。
ナツメヤシ、バター、牛乳、ナッツ類、油、砂糖などを練ったもので、日本の羊羹くらいの歯ごたえだ。
これはそうでもなかったが 基本的に大変に甘いようだ。 個々に箱に入っていて・・・でもウルドゥー語では全く意味が掴めない。 この小箱が12個入った大箱で500円ほど。 空港だから パキスタンにしては高価かな。 ちなみに、ホテルでのデザートに何度も出たのが ライスプディング。 国民的デザートらしいが 日本人はどうも苦手だ。 米を牛乳と砂糖で煮て 一見おかゆに見える。 どんぶり一杯食べるんだよ~と現地の人は言う。 パキスタンの菓子類は本当はとても豊からしい。 二回目・・・行けるんだろうか???

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  1. 2013/09/09(月) 09:54:18|
  2. パキスタン
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水路で冷やす

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パキスタン北部のように あれだけ高い山がひしめくと、降雪量もハンパじゃなく、夏場は 溶けた雪が氷河となってだんだん下に降りてくる。 山と山の間には大小様々の氷河が ゴツい灰色のトゲトゲのゆるい流れを作っている。  そんな流れが村や町に 潤いとなって行き渡る。  これは フンザの村の巾1mくらいの水路。
ほとばしるような急な流れで 水量の多さが実感できる。  手を入れてみると、とんでもなく冷たくて 手がちぎれそうだ。 近くの商店の飲み物は もっぱらこうして冷やす。
固まる前のコンクリートのような 茶がかった灰色の水は、日本のように 柔らかな土や樹木の根の間を通って来ないので濾過したような透明にはならない。 木の全くない岩山から 夏場の埃の付いた氷河を削りながら流れてくるのだ。  バスタブに溜まる湯も茶色になる。   電気も限られた時間にしか来ないフンザでは 冷蔵庫の普及は望めない。  肉は 生きた鶏を買い、野菜や果物は その季節に出るものを食べ、飲み物は流水で冷やす。  エコと言うより 本来の暮らしだ。

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  1. 2013/09/08(日) 09:30:20|
  2. パキスタン
  3. | コメント:2

再び、パキスタン

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シベリアの画像は また追々UPすることにして 再びパキスタンだ。(笑)
フンザの背後側と言える方向に静かにそびえる フンザピーク(右の丸い山)6270mと、真ん中に尖った姿をツンと見せている レディーズフィンガー6000m。  分かりやすい形状をした山々なので 人気の高いセットだ。 フンザを代表する名峰。  レディーズフィンガーは英国隊が名付けたそうで なるほどだ。(笑)   日本人なら多分 そうは付けないかもね。  あまりの青空にまっ白い雪まで青に染まってしまいそうだ。  しかし、一日中穏やかな状態ではない。  みるみる雲が湧いて山を隠したり、強風に煽られて雪が舞い 頂上のラインをボカシてしまう。      パキスタンで多くの山々を見て感動し、帰ってから読み返した本も幾つかある。    北杜夫氏の名著「白きたおやかな峰」は 今までの読後感と全然違い やはり現地に行ったから解る箇所が多い。この反対側にあるディラン峰に挑む話だが ギルギットの町から岩山の危険な道をジープで移動したり、辺鄙な村の様子などが詳しく描かれているので リアルに頭で再現できる。 恐らく今も あの頃と同じなんだろうなぁ。

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  1. 2013/09/07(土) 09:47:05|
  2. パキスタン
  3. | コメント:0

木の皮の細工

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白樺の木の皮で作った美しいもの。  これもロシアのお土産の伝統的な商品だ。
作る行程をある本で見たが、木から剥いだ皮をそのまま単純に使うわけではなく、何度も湯がいたり乾燥させたり
手がかかる事がわかった。   こうした入れ物や 大きなお盆、手鏡などとても範囲が広い。
立体的な細かい模様が繊細で ずっと大事に使おうと思ってしまう。
面と面の 継ぎ目を 細い皮で縫い止めてあるのが なかなかいいなぁ。  手前の左は手帳だ。
ブックカバーもあって 本気で物色してしまいそうだった。  味があるなぁ。
木の皮で作った製品と言うと 何となく軽薄なものを連想してしまうけど これだけ実力のある素敵な品物に
なっているのは デザイン・製法とも 並大抵の努力ではなかったと思う。 「土産」を越えた逸品に育って
いるのではないだろうか。  この皮細工は ベレスタと呼ばれている。

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  1. 2013/09/06(金) 09:03:21|
  2. ロシア
  3. | コメント:2
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