旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

すごいトゲ

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乾燥して石ころだらけの岩山がほとんど。 るり玉アザミがあちこちに自生していた。
どれも 群生はしないで、個々に生きている。  私も前に自宅の鉢で作ったことがあるけど それよりも
うんと強力なトゲだ。 あまりの恐ろしいトゲ姿にびっくりした。  極端に乾燥した場所だと 植物は
広い葉が出せずに 葉はトゲ状になるようだ。 水分の蒸発を防ぐから。
精一杯 この乾いた土地で生きているんだろうなぁ。  すごい姿だけど とても健気だ。
同じようにトゲのキツいラクダ草もチラホラとあった。 思えば 日本は何といろんな植物が豊かに育つ
環境かと思う。 太陽も水も豊かで 寒暖の差も程ほどにあるから美しい花も咲く。
花に対する人々の思いも深い。  みんなが花の名前をよく知っている。   ここではそれほど興味の
対象ではなく、果物が実る木々くらいしか名前を知らないそうだ。 なるほど・・・。
そういうのも文化、帰国後、日本のきれいな緑に感激した。  
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  1. 2013/07/31(水) 20:07:01|
  2. パキスタン
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学生たち

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フンザにある長谷川スクール。  朝礼の時間だが 遅れて登校する子の何と多いことか。
校門の近くには 先生も何人かいて見ているが 特に「しまった!遅れちゃった!」と言う顔をしてなくて
何気なく入って来る。 イスラムの戒律も緩いので女子率も高い。 幼稚園から短大まで千人の子供がいる。
「とても優秀な生徒が多いそうですが、卒業後 パキスタンを出て外国に出るなど、世界に飛び出そうと言う
子たちはどれくらいいますか?」と質問してみた。 この学校では授業は英語なので、先進国に出るのは
好都合なことでもあるのだ。 副校長の答えは「そう言う子は一人もいません。なぜなら、国の為に働くよう
に 在学中からそう教育しているんです」。 かなり驚いた。 国内にずっと留まる事が 延いては国の為に
なるとは私たちは思わないからだ。 パキスタンでは まだ外国から吸収する事は多いだろうし、様々な
経験も必要だと思うから。  それに、上から教育されたら反発もしないで留まる子も 今後は減って当然の
ような気がする。 学ぶことは嬉しい事、そんな目をした子供たちが ここにはたくさんいた。 
  1. 2013/07/28(日) 09:22:35|
  2. パキスタン
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分岐点

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このちょっとしたモニュメントが立っているだけだが、実は大変なところなのだ。
ヒマラヤ山脈・カラコルム山脈・そして ヒンドゥークシ山脈の ここが分岐点だ。 インダス川とギルギット
川が合流し、この図のように三つ巴になっていて、ここから その三つの山脈が始まっている。
世界でも例の無い地点。  これがもし 日本にあったら もの凄い「売り」になって 巨大な何かが立つ
んだと思う。  人間の目の高さでは そう言われてもあまりピンと来る景色では無いけど。
回りが全部山だらけだからね~。  パキスタン北部の山岳地帯って 凄いところなのだなぁ。
登山家の憧れの山はたくさんあるが、何と言っても K2と ナンガパルバットかな。  どこに行っても
この2つの山や 登頂した登山家の写真が掲げてあった。  しかし、山を目指すのは全部が外国人だ。
地元では 通訳やコック、ポーターの役割は担っても まだ登山そのものは成されていない。 日頃 余りにも
身近で目標では無いのか、装備に費用が要るのでそこまで及んでないのか。
  1. 2013/07/27(土) 09:20:47|
  2. パキスタン
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アボッタバード

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イスラマバードから北に数十キロの所に アボッタバードと言う町があるが その一角だ。
標高が少し高くて 幾分涼しいので、裕福な家々が集まるという。 軍事学校や 軍の設備なども集まって
いる町だ。 この辺は 川に沿った一本道ではなくて 広さがあるので、町も四方に延びている。
あまりきれいじゃない窓から撮ったので 写真は汚い。(苦笑)
この町が有名になったのは、あのビンラディンが発見されて撃たれた場所だからだ。 そんな町を一目見よ
うと各国からメディアが押し寄せたそうだ。 アメリカの情報力は凄い。 
それにしても その辺の男たちはみんなビンラディンに見えるなぁ・・・。 男の9割以上がヒゲ面で この
シャルワール・カミーズと言う上下揃いのブカブカ服を着ているし。  ああ…こんな所に隠れていたんだ
なぁと 普段は遠い話なのに 急に生々しいテロの記憶がよみがえる。
  1. 2013/07/26(金) 08:48:35|
  2. パキスタン
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シスパーレ

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フンザの北の地区に行くと カラコルム山系の山々が次々に見える。  これは シスパーレ・7611m。
首が痛くなるほど 上の方を見上げて四方八方の白い頂に目を凝らす。 普段、特に山に興味のある私ではないが、こう言った環境であまりにも神々しい山々を仰ぐと さすがに手を合わせたくなる。
仲間の中に、鉱物に詳しい学者のような男性がいて 古来、インドのプレートが南部からの圧力でグワーッと
押されてヒマラヤやカラコルムが出来て 地球のシワみたいなもんだけど いざ来て見ると凄いもんだなぁと
感動していた。 ちっぽけな一人の人間が下から仰げば 全部が感動の風景。
場所を移すと見えるのだが この下方には大きな氷河が横たわっていて 壮大な景色を造っている。
この辺りは 世界でも稀な山岳風景の宝庫だろうなぁ。   何回来ても霧やモヤや悪天で見えない訪問者も
多いと聞くが 私たちは行く場所で すべてが見えた。 ラッキーこの上なし!
  1. 2013/07/25(木) 09:17:40|
  2. パキスタン
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昼ごはんは木陰で

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カラコルム・ハイウェイ沿いのジャグロットと言う村で 昼ごはん。 簡単な調理場とナンを焼く釜、
じゅうたんのような敷物を敷いた木陰。 これがすべてのレストラン?だ。
ハイウェイを走る大型トラックのお兄さんたちの寄り場。 サービスエリアのようなもんだ。
こういう所の食事は美味しいよ!の ガイドの言葉で期待しながら 座った。 大きな桑やポプラ、
クルミなどの美しい木々に囲まれたちょっとした楽園。  運ばれてきたカレー、米、ナン どれも
とても美味しくて 今までで一番。 しかし、しかし! ハエの攻撃には参ったなぁ・・・。
手で追うしかなくて、しかも 追いつかない。(笑)   もはや身の回りにハエなどいない日本の
今を思い返す。  昔は ハエ採り紙なんてものがあったよね~などと言いつつ 気になって
食事を楽しむことに没頭できない。 現地の人は笑って見ているし、チョコマカと過ぎた昼食だった。
  1. 2013/07/24(水) 09:43:20|
  2. パキスタン
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対岸の村

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ベシャムの町は暑かった。 国営の宿泊施設で泊まったのだが、従業員がストライキ中らしかった。
どうりで人の気配が少ない。 外から直接 個々の部屋に入れる造りになっていたので 入り口には大き
な網戸があった。 が、いったいいつ掃除をしたんだろう…というくらい汚れていた。 部屋にはファンが
天井に付けてあるが、停電ばかりで 廻ったと思ったらいつの間にか切れている。 部屋にいても暑いし、
居心地もイマイチで ずっと外に出ていた。 目の前には巾が100mもあるインダス川、そして対岸には
小さな村が見える。 これはある程度 望遠を効かせて撮ったもので実際はもっと遠い。 持参した双眼鏡
で村の様子を眺めてみた。 夕暮れ時なので 何かを片付けたり、どこかから戻ったり 人の動きがある。  
目を下にやると 女性たちが急流のインダスで沐浴したり 大きなカメで水をアタマに載せて運んだりする
のが見えた。 もちろん服のままだ。 家々のある場所まで 急で石ころだらけの坂道を重いカメを運ぶ
のは大変。村人とホテルの客・・・運命によっては逆の立場になり得るんだなぁなどと思いながら眺めた。  

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  1. 2013/07/22(月) 21:15:57|
  2. パキスタン
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スイカの季節

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パキスタンの初夏は 果物がいっぱいだった。特に多いのはスイカ、マンゴー、ライチー、さくらんぼ。
特にスイカは どの市場でもたくさん積んであって 安い。 暑いパキスタンでは何と言ってもよく
売れるわけで、1kgが20円。 安い!!! 楕円形の黒っぽい形ばかりだ。
何度も食べたけど、そんなに甘くない。 日本のスイカみたいに常に品種改良などはしていないのかも。
電気が来ないので 冷蔵庫で冷やすことは出来ず、氷河の水がどんどん流れる場所で冷やした。
ノドの渇きを癒すのはいいかも知れないが・・・美味しさを求めると チト厳しい。
日本のように流通が良くないので 北部で採れるものは南では売っていない。 カラコルム・ハイウェ
イを北へ南へと走ったが 地域ごとに産物が見事に変わる。 北は さくらんぼ、中は ライチー、
南部ではマンゴーやスイカ、ココナッツ。 毎日がカレーのメニューで、旬の果物が変化をつけてくれ
て嬉しかった。 どんな小さなバラックの村にも 果物は並んでいた。 写真は 最大の店だ。

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  1. 2013/07/21(日) 21:18:45|
  2. パキスタン
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この椅子で学ぶ

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フンザにある長谷川スクールは 日本人の登山家長谷川恒男氏の意向で建てられた。 今は幼稚園から
短大まで約千人の生徒がいるが 希望者が多すぎて と言うか校舎が足りなくて、選抜試験が厳しくある
のだそうだ。 イスラム国では唯一の男女共学だ。 授業中の教室を見学したが 狭い上に生徒が多いの
で 机が無い。 で、このような椅子を使い、右手の平たい所が机になっている。 子供たちがみんな
固いボードを手にしていたのは この上にボードを置いて読み書きをするのだ。
試験中の教室もあったのだが、何と 床に足を投げ出して ヒザの上に本を乗せてやっていた。 机や
椅子の足りない部屋もたくさんあるのだろうなぁ。 そして電気。 やはりうす暗くて 蛍光灯をパーッ
と点けてあげたいなぁと思った。 でも 肝心の電源が超不足…。 私たちから見たら不足だらけの
設備でも学習意欲は凄くて、とても優秀な卒業生がぞくぞくと出ていると聞く。
人間は本来 向上心や学ぶ意欲に溢れているのだ。 モノのある無しじゃないのだよね。

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  1. 2013/07/20(土) 19:29:48|
  2. パキスタン
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CMは 壁と岩に

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アラビア語のそばに 英語が併記されている国はかなりあるが、パキスタンでは少なかった。
都市ではなく 地方だからか 全く地元民にしか解らない文字。
アラビア語・・・パキスタンではウルドゥー語なのだが、コマーシャルかな・・・? こう言った
感じの呼びかけが 壁や塀に直接描かれていた。 白いペンキでベタ塗りした上に書いている。
カラコルム・ハイウェイの人家が無い所では 大きな平たい岩に描かれている。 看板を置いたり紙を
貼ったりは決してない。 ただでさえ狭いハイウェイだし、落石で破損するし、撤去も大変。
直接書けば 費用や破損の心配もなし。 一目でCMと判る物もあったが あとは想像だ。(笑)
一度 住民のストライキに会った。 少年が水色の大きな紙を胸に広げ持って 歩いていた。
もちろん ウルドゥー語の手書きなのでまるで記号みたいだが、隣り村が水を横取りするので 我が
村にもちゃんと水路を!!!と言うものらしい。写真の物もCMじゃなくて何かの訴えなのかな。

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  1. 2013/07/19(金) 20:09:38|
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