旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

修復

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ティクセゴンパでは 静かに修復が行われていた。
ここのゴンパに限らず たいていの寺院で何かしら修理がされている。  それも 重機や機械の
チカラ無しに コツコツと手作業で。   ここに見える四角な石も一個一個が手ノミでトンカチと
割られているのだ。 一個作るのにどれだけ掛かるのか・・・。
数百年から千年もの年代を生きてきたゴンパは 常にこうして中も外も修理が要るのだなぁ。
機械で 一瞬のうちに出来てしまうよりも、何ヶ月もかけて人の手で治していくのは 何だか大事な
事だとしみじみ思う。   ゴンパに限らず、インダスの河岸では 何箇所も手作業で いつ終わるかも
知れない ゆっくりテンポで住民による整備がされていた。 日本の合理主義の目で見ると もう
イライラするほどの現状だけどネ。   ここでも ホントは大掛かりな重機を使いたいのかも。
そんな機械を運び込むことすら遠い夢と言った地域。 人の手は 素晴らしい。

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  1. 2012/11/19(月) 10:42:33|
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サスポル村

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レーから西に インダスを下って行った地域の村。  ここは標高が3100mほどで 緑も
多くて作物がたくさん採れる。  ラダックの本を書いた山本高樹さんも この村で農家の手伝いを
されたそうだ。  とても穏やかな村で ちょうど麦の刈り取りも終わって一段落と言ったところ。
まったく何の音もせず、濃い青空と 西の方角には万年雪の高山がそびえる。
これ以上平和な風景があるかと思うほど 心が落ち着く景色だった。
たまに 放たれている牛が静かに草を食んでいるくらいで 時が止まったような桃源郷のような所だ。
何も無いといえばそうだが・・・人はその中で 精一杯の工夫をしながら日々を暮らし、子供を
育て、彼らなりの文化を継承して行くのだ。  しかし、こんな場所のゴンパの少年僧はケータイや
ゲーム機を手にしていて、抜け目のないエネルギーを感じる。(笑) やっぱりそうでなくちゃネ。

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  1. 2012/11/18(日) 09:23:46|
  2. インド
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民家の中は

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アルチ村で 昨日頼み込んだと言う民家に伺うことになった。  外に付けられた階段を
上って二階におじゃまする。  靴を脱いで上がる床で 広い居間に通された。
壁面を全部使った棚には ウワァ~!!! ずらりと鍋や調理道具、仏壇に供える道具などが整然と
並んでいる。  いろんな本などで見た通りの風景なのだ。 それも きれいに磨き上げられて
サビやコゲの色も全然なくてピカピカだ。  そして調理用のストーブが中心にドンと置かれて
暖かい雰囲気を作っている。  ここで すべての調理をしながら暖を取るのだろう。
暖かいバター茶をご馳走になった。  塩味の効いたコクのある味で 私は初めてのバター茶だった。
民俗衣装の奥さんが来られたが 年齢を聞いて・・・ここではやはり年より老けて見えるんだと痛感。
多くの鍋類は 皆で食事をする事が多いので 常に用意されているそうだ。 これは特に裕福と言った
家でもなく、普通の民家だと聞いたが なるほどなぁ・・・。

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  1. 2012/11/17(土) 09:11:02|
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ゴンパの壁画

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これはチェムレゴンパの鮮やかな壁画。  すべてのゴンパに このような壁画がびっしりと
描かれる。  年代を経て 手垢が付いたり すすで見づらくなっているものもあるが 修復を
重ねながら大切に保存されている。  ゴンパの壁は大抵が土壁で厚いし、窓も多くないので
中はうす暗く 壁の絵や仏像などの劣化が思ったよりも進んでいない。
こうした壁画の顔料は ほとんどが鉱物などの天然ものだと言う。  よくもこれだけの美しい
色が出せるもんだなぁ・・・。   ヨーロッパの教会などでも天井や壁に無数のフレスコ画がある。
文字を理解できない人々にも 壁画は多くの教えを説くことが出来たわけだ。 当時の文化の水準や
教えの真髄を今、こう言った絵から読み解くのが可能だ。   何も無いと言っていいほどの
岩山と村の風景だが、ゴンパに一歩入れば 極彩色のたたずまいと、古来からの確固とした教えが
心を潤して行ったのだなぁと しみじみ思う。

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  1. 2012/11/16(金) 09:19:36|
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ポプラ・ポプラ

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ラダックで木といえばポプラ。   それも半端じゃない高さだ。
こんな高いポプラを見たのは初めてだった。  乾燥地ならどこでも見るこの木だが まさに主役だ。
9月の下旬に入るころで 少しずつ紅葉が始まっていて あと一ヶ月もしたら 辺りは金色の世界に
なるなぁと思いを馳せた。  今の時期はもしかしたら葉を落としているのかも。
これは アルチ村の風景だが レーのホテルにもビュンビュンと立っていて 部屋の窓から手が
届く所に葉が茂っていて 記念に一枚 自分用の土産にした。(笑)
実は そうやってあちこちで拾った葉が押し葉になってノートに貼り付けてある。(笑)
新疆ウィグルでも多くのポプラ並木を見たが ラダックでは広い道も無いので 至る所に家々を
守るように植えられている。  深い青空に吸い込まれるようなポプラとの風景は 天空の地に
相応しい 世俗を離れた感じがあった。

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  1. 2012/11/15(木) 09:33:01|
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空から見たら

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ラダックは デリーからたった一時間で到着する。  3社の航空機が朝の時間にレーに向かって
飛び立つ。 朝が 気象的にいいのだそうだ。 モヤがかかったりする事が少ないと聞いた。
一時間のフライトのうち ちょうど30分たつと こう言った木が一本も無い風景に変わる。
高度が増して 森林の限界を超してしまい、茶色の岩山ばっかりになるのだ。  レーは この岩山
の間に奇跡のようにある町だと言うことが解かる。  川の存在は凄い。
飛行機の中から この岩山群を目を凝らして見ていると 間に小さく青く光る池?が見つかる。
この写真には無いけど・・・。 たぶん 人跡未踏の池なのでは??などと考える。
上から見ると 大きさが分からず…いったいどんな規模の池なんだろうか。  雪解けの水が溜まって
出来たものなんだろうなぁ。  レーは平地で3500mちょっとだから これらの山々は 5千とか
6千級なんだろう。 こんなに高いのに 多分 名も無い山だ。 凄いなぁ・・・。

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  1. 2012/11/14(水) 09:07:04|
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タンカは今

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ここは ヘミスゴンパで、ゴンパの入り口を入ってすぐの天井だ。
玄関のアタマの上を見て これがあの巨大タンカかぁ・・・と感慨もひとしお。
6月のツェチュ祭はもう世界的にも有名になって 海外からの観光客も大変に多い。  もちろん日本
からも それに合わせたツアーがあって人気だ。   祭りのハイライトの一つに 傾斜に沿って
広げられる大きなタンカ(仏画)がある。 年に一度の開帳とあって ありがたさは半端ではない。
カラフルなマスク踊りのバックで 大きな存在感を放つ仏画なのだ。
それが 通常はこうしてしっかりと巻き取られて 厳重に保管されているのだった。
ヘミスと言えば、インダス川の橋を渡って 更に山奥に登った高地にあり、何と3700m以上…
富士山の頂上と全く同じ高さにゴンパがある。  こんな寂しい山奥にいったい何が??と言った
風景の挙げ句 ゴンパが見えてくるのだ。 観光客の中には高山病で苦しい人もいるかもなぁ・・・。

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  1. 2012/11/13(火) 09:47:18|
  2. インド
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行ってみた

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昨日のイベント。  東日本大震災のあと 一回目が行われ、継続的にやろうと立ち上げられた。 
被害を受けた子供たちの将来を支援していこうとする主旨で、春と秋、年2回の開催だが クチコミで
広がって もの凄い人だった。新宿区の神楽坂には 狭いエリアに何百軒の有名飲食店がひしめく。  
中の一軒が発案し、呼びかけて開催に至った。 新潮社のテニスコートを1日借り切って テントを張り、
有志の店が各自の食べ物を出し、売り上げを寄付。 テント下の食イベントは 大抵が焼きソバ・おでん・
フランクなどだが ここは違う。 「鴨のロースト」「帆立のムース」「プティ・サレ」「エビチリ」
「赤白ワイン」「ほほ肉のワイン煮」など、今年は20軒が参加した。 ミシュランの星付きの店も
何軒か。 何日も前から仕込みをし、この日は店の営業も休み 総動員だ。 さすが名を売る店々だけ
あって 味は最高。 曇りだったが神は一滴の雨も降らせなかった。今までの最高額の寄付が出来るネ♪

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  1. 2012/11/12(月) 10:13:36|
  2. 身近な旅
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沿線で売る

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だんだんとインダスの下流に沿って行くと ムーンランドと呼ばれる まさに月の世界のような
無機質な風景になる。  ただでさえラダック全体がそんな感じなのだが、特にこう言われるのは
岩山も険しくて そこを削ってやっとクルマの通れる道を作り出しているからだろう。
ただ 岩山と言っても 黄色やオレンジや紫と・・・成分は何だろうと思える岩が多いし、形も
何万年もかけて隆起や陥没を経て 異様な姿をした山々だ。 日本の穏やかな緑の山とは全く違う。
人家も無いような場所で おばちゃんたちが細々と干しアンズを売っていた。
リンゴをスライスして干したものも。  彼女達 いったいどこから来たの?と言うほど 何も
ない風景の中だ。 100~120ルピーで彼女が手に持っている袋入りが買える。
相場などは全く分からないが 何しろ他に店など無いので 買ってみた。 きれいに干されていて
とても美味しい。しかし、この辺ってアンズの木さえ無いんだよね・・・。

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  1. 2012/11/09(金) 09:25:06|
  2. インド
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入り口

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ゴンパの入り口は大抵こんな感じだ。  管理する僧が鍵を持っていて 開けてもらう。
ただ、昼の2~3時間は どこかに昼食に出ていて留守のことが多く、そんな時間に行くと入れない。
これは レーの東側、インダス上流にあるチェムレゴンパ。 いかにも古い 年代を経たたたずまいだ。
こうした入り口は 低い造りになっていて かがんで入る。 厚みも相当あるので すぐに背を伸ばすと
頭をゴツンとやってしまう。  実は私も打ってしまった。(笑)
入り口からして もう華やかな色が使われている。 極楽への玄関なのだと伝えているかのようだ。
この入り口に向かうまでに 大小のマニ車にも逢う。  マニを廻して経を唱えながら 心を落ち着けて
寺院に近づくのだ。 数百年も前の人々と全く同じ扉を見ているんだと思うと…身が引き締まる。
当時の人たちは どんな思いでこういうゴンパに詣でたのだろう。

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  1. 2012/11/08(木) 09:21:26|
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