旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

駅で

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急がない限り インドでの移動は列車に限る。
インドは鉄道網の発達した国で 大抵の場所に鉄道が通っていると言われる。
国内線の飛行機では面倒な目に合っているから 余計にそう思う。(笑)
乾燥しすぎて喉をやられたし、奇妙なジュースが出て気分悪くなったし、カメラの電池は
抜かなきゃいけないし、ボディタッチの厳しい審査も面倒…。
これは ジョドプールからジャイサルメールに行く途中の駅での一こま。
ターバンの老人が一人だけ降りて行った。 小さな木が点々とあるだけの 見渡す限りの
砂漠(土漠)地帯、時折 小さな村が現れる そんな地域だ。 何時間走っても ほとんど
景色が変わらないにも関わらず 私は 砂で汚れた窓に張り付いて外を眺め続けた。
茫洋とした大地がラジャスタンを語る。 過ぎ去っていく風景の片隅に ときどき住民の
暮らしがふと見える。 真っ平らな同じ景色だから 名も無いような小さな駅での
停車が なんか嬉しかった。

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  1. 2010/12/21(火) 09:25:57|
  2. 世界の駅・ホーム
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不思議な街

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大好きなカシュガルの市場風景。 この街に立つと何日でもいたいなぁと思って
しまう。  ひとが 解りやすい仕事をしている。 店の前には ここは○○屋だと
大きく明記している。   これは何?が常にあり 中国なのに 一体ここは??と
言う驚きがある。    対極かと思える漢字とアラビア文字が同居しているし…。
ロバが大きな荷を積んで歩き、白ヒゲの老人が一様に黒いコートを着て佇み、黄色の
ニンジンが市場に並び、マンドリンのような楽器を老人が奏で、露店に近い驚きの歯医者が
幾つかあり、ヘビやヒトデの乾物が並び、スパイス山積みの香りが鼻を刺激し、ミシンまで
外に持ち出して縫製仕事している。 たまにモスクからアザーンが聞こえ、白い帽子の
ムスリムたちが急ぐ。 ケバブの煙がたなびき、向こうにはポプラの並木。
この町の人は これが普通の暮らしと景色なのだが・・・私にとっては、桃源郷のような
不可思議な世界で 時が止まるのだ。

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  1. 2010/12/20(月) 10:06:42|
  2. 中国ー新疆
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ムーレイ・イドリスの午後

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モロッコのローマ遺跡 ヴォルビリスの丘から見える 山の上にしがみつくような
街が ここ ムーレイ・イドリスだ。
モロッコにおけるイスラムの聖地とされている。 当然ながら ほとんどが傾斜地だ。
細い路地や 緑の屋根のモスクとミナレットがある。
ボォーッと佇んで 町の空気に馴染んでみる。 普通の人々の暮らしがあって
なかなかイケるところだなぁと嬉しくなる。 ロバを連れた少年や 自転車で急ぐ人、
買い物のオバサンたち。 白っぽい建物に書かれた様々な文字。
アラビアの匂いの濃い町の昼下がりは 飽きない景色だった。
ゆっくりする時間がなくて 路地の中まで歩くことなく過ぎてしまったが
こんな街こそ 一日ゆったりと歩いてみたいなぁと 今も懐かしい。

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  1. 2010/12/19(日) 09:14:40|
  2. モロッコ
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オアシスを歩く

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モロッコでは赤茶けた乾燥地と 緑のオアシスがくっきりと分かれる。
アトラス山脈の東側を南北に走るカスバ街道の周りは 特にそれがはっきりしていて
遠目に見ると 何と茶色と緑の境がきっちりとあるかと驚く。
植物には いかに水が必要なのかを思い知る。  日本では絶対に見られない風景。
小さな川沿いに 根を深く張って頑張って生きている植物群がまぶしい。
そんなオアシスに足を延ばしてみると オリーブやアーモンド、畑には ヒヨコ豆と
所狭しとびっしり いろんなものが植えられていた。  すべてが食に通ずるもので
花や観賞用などと言うものは皆無だ。 生きること自体がここでは一杯一杯なのだ。
すぐ隣はサハラ砂漠。 砂漠化が ここでも進んでいるのだろうか。
月世界のような 地球離れした景色と 時々ふいに現れる緑色の固まり、旅の真髄を
感じさせてくれるようなモロッコ周遊だった。

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  1. 2010/12/17(金) 10:21:31|
  2. モロッコ
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管理 IN 砂漠

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タクラマカン砂漠を縦断する道路 沙漠公路には、約10kmおきに管理棟が
設けてある。 主に水の管理だ。  この道路沿いには 網の目のように
黒い細いホースが張られていて ホースに開けられた小穴から 絶えず水が放出される。
縦断道路は そもそも石油採掘と輸送の為のもので 初め中国は この道路を極秘で
作っていた。外国人カメラマンによってすっぱ抜かれたが。
砂漠の真ん中に道路、無謀とも言える設営だ。造るのもそうだが 維持がもっと困難だ。
一夜にして砂に埋もれて…小さな道路など跡形なく消える。
その解決策として道の両側に砂避けの網を張り、根付く植物を植えることに…。
当然 水の確保が要る。 700kmにも及ぶ道にこの膨大な設備は いかに石油産業への
期待が大きいかだ。 植えられた木は やがて並木になって行くのだろうか。
NO.30の この管理棟には30代の夫婦が赴任していた。

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  1. 2010/12/16(木) 10:58:04|
  2. 中国ー新疆
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マラケシュの色

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マラケシュで 市場付近を歩いていた時 通り掛った店。
何気ない掘っ立て小屋だが この色使いになるほど~と。簡単なカフェだと思うが
朝で まだ閉まっていた。  タイル風の壁紙?と 真っ赤なビニールの覆い。
極めつけは この青。  私たちには思いつかない配色。
いろんな国で生活する人たちを見て、基本的にはそれほど違いはなく…しかし
暮らしの周辺の色となると 大きく違って非常に面白い。
着るものや暮らしの色は 国の状況で大きく変わる。 前にも書いたが 砂漠や
高地・山岳地など色に乏しい場はおおむね きれいなカラフルな色が好まれる。
温暖地域の都会では モノが充足しているせいか、落ち着いた大人の色が使われる。
大雑把な分け方だが 無いものに惹かれる人間の常なのかなぁ。
モロッコでは 茶色の砂世界に対抗するかのように 原色が配されて美しかった。

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  1. 2010/12/15(水) 10:56:11|
  2. モロッコ
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スザニ

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ウズベキスタンに行ったら必ず見たいのが このスザニ。
そのまま 刺繍と言う意味だ。本来はシルクの布に手刺繍を施したもの。
今は合繊やミシン刺繍もあるそうだが これはシルク。
ベッドカバーやタペストリー、クッションカバーなどいろいろある。
これまた 女性たちの手芸力だなぁ。 土産としては いろんな街に売っているが
やはり 本場ブハラに 店舗や作業場が多いと聞いた。
とんでもない派手な色使いじゃないので 日本人も好みが合いそうで 買うひとも
多い。  私が最後まで買おうか迷った柄がコレ。
ちょっと中国の香りもするデザインが面白いなぁと手に取っていたのだが…結局買わず。(笑)
用途を考えたら…やはり写真撮るだけになった。 壁飾りにするのに 良かったかなと…
あとの祭り。いつも買わずに ちょっとの後悔をすることになる。 ま、いいけど。
ウズベクには 本当に手仕事の逸品がたくさんある。

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  1. 2010/12/14(火) 10:23:16|
  2. ウズベキスタン
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モンゴルにて

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おなじみの風景、モンゴルの平原だ。 モンゴリアン・ブルー(と 椎名誠が言う)の
空と 7月の緑の草原。 陽射しが強くて暑い。
家畜が放牧されていて のどかな風景はいいけど、暑いときや 疲れた折には 日陰で
休みたい気もするのだが 何しろ全く日陰と言うものが無い。
一本の木も無ければ 起伏のある丘もなく ちょっとやりきれない。
たまぁに牧童を見かけるが、彼らは荷物などを一つも持ってないのだ。 いいの?と
思うのは日本人だからかなぁ…。(笑)   ウランバートルからたった一本延びる道は
舗装が崩れてガタガタしている。  夏場に何度舗装し直しても 厳しい冬に凍結して
舗装面にヒビが入り、砕けてしまうらしい。   牛や羊が大挙して横切ったりで クルマは
何度も待っていた。 モンゴルでは動物のほうが主役だなぁ。
我々は当然何度かの青空トイレで、面白い事にそれにハマッてしまうのだ。(笑)

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  1. 2010/12/13(月) 10:27:30|
  2. モンゴル
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カラフル線香屋

IMG_0006_convert_20101212091210.jpg
年の暮れに近い天津の町。   気温が低くて物凄い寒さだった。
首をすくめながら歩き回り、いろんな店を冷やかしながら 屋台の食べ物屋では
試食品をほおばり、骨董品の店では急須が多いのにびっくりしながら…。(笑)
多いと言えば、中国にはこう言った簡素な造りの線香の店をよく見かける。
市場の中にもあるし、寺院の近くではなおさらだ。
その線香が とてもバラエティに富んでいてカラフルで 初めは可愛い文具屋?と
思ったくらいだ。 40cmもの長さの線香もあるし、包装がとにかくキレイで
鮮やかカラーが多い。 トルコなどイスラム系の神具屋でもきらびやかなのだが。
翻って、日本のこう言った店やモノは 総じて極端にシックな色だなぁ。
屋台のような場所で売ることも無い。  寺や神社も地味色。 祈りの場には
華々しい色はご法度的な空気が漂う。 祈り一つ取っても 世界は歩かなきゃ解らない。

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  1. 2010/12/12(日) 09:16:10|
  2. 中国ー天津
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白の人

逕サ蜒・007_convert_20101211091642
数日前になって 成田発のエア・インディアが欠便となった。
羽田から関空に飛んで 関空発のインド航空に。 関空発の便は香港経由だ。
デリーまでは全くの一人旅で デリーでインド人の個人ガイドと落ち合う予定だったので
ホイホイと気軽な単独行。  香港で 通路を挟んでとなりに乗って来たのは シーク教?の
真っ白ないでたちの インド人。 他にこう言う人はいなかったので とにかく目立った。
常に下を向いて 周りはカンケイないと言った落ち着きぶり。
白い長ひげが似合った まるでサドゥーのような俗人離れした風貌で どうも私も
気になってチラリチラリと横目で観察?してしまった。
挙句の果て…隠し撮り。(爆)
まぁ、インドに入ってしまえば こういう人がいても関与しないだろうけど。(笑)
あまりの白の「潔さ」にヤラレてしまった。
日本人は ここまで自分らしさを保てないなぁと思いながら・・・。

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  1. 2010/12/11(土) 09:37:05|
  2. インド
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