旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

「西海固の人々」

西海固の人々西海固の人々
(2014/08/29)
石舒清

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中国の真ん中あたり、黄土高原と言う広大な不毛に近い土地が横たわる。 その中でも最も貧しい地域と
言われる西海固(シーハイク)地区。  カメラマンも作者もその村の出身者だ。
王征と言うカメラマンを通して見た 自分たちの村の人々、風習、景色、暮らし。 その写真の情景を説明しながら
作家が過去や今の現状を描いていく。 敗れた靴下をほどいて 他の糸を絡めて子供の靴下を編んでやる老人。
このような暮らしが今もあるのかと驚く。 世界的な発展を遂げて華々しい光を浴びる都市と この差はどう考えた
らいいのか。習近平さん 頼みますよ~!つい言いたくなる。  作家は、詰まる所 教育が要るのだと強く言う。
パキスタンのマララさんも言うように まず「知る」 「考える」 「読んで書ける」その力の基本は教育だ。
モノクロだが 写真が多く、説得力のある本。
  1. 2014/12/23(火) 11:10:12|
  2. | コメント:2

「全アジア航路を行く」

【バーゲンブック】 全アジア航路を行く【バーゲンブック】 全アジア航路を行く
(2009/12/15)
小牟田 哲彦

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飛行機が全盛の今、地味な船での行き来はほとんど注目されていない。 それも豪華客船の旅でなく 定期航路
となると そんなのあったの?と言うくらい知られてさえいない。  作者はまだ30代。 極東ロシアから南アジア
まで長短12の航路を乗ったルポで、これが非常に面白かった。 例えば ロシアのウラジオストク航路は 以前は
新潟からだったが 今は富山県の伏木港から出ている。 伏木を知る日本人はたぶんほとんどいない事や そこ
に行くのにマイナーな最寄り駅から徒歩20分とか、まるで船を利用する人など頭にない。 船はロシアが運営して
いて、乗って解ったのは日本の中古車が満載の まさにその為の航路なのだ。  その他、韓国航路の船は日本の
中古船で未だに日本語の緊急避難掲示が貼ってあり、機能してないのが丸わかりな事。  カンボジアの湖上航路
に至る道は今も世界最大級の地雷が埋まる土地であること。   政治や経済に常に左右されるので 著者が乗っ
た後、廃線になった所もいくつか。  こう言う観点からアジアを見るのはとても面白い。 良書だった。
  1. 2014/10/03(金) 09:35:42|
  2. | コメント:0

「アジア・レイル・ライフ」

I LOVE TRAIN〜アジア・レイル・ライフI LOVE TRAIN〜アジア・レイル・ライフ
(2013/03/08)
米屋 こうじ

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2013年発行の写真集。  鉄道が好きな私は関係本を読むことが多い。
題にあるように、アジアを走っている鉄道の周辺を捉えたものだ。 ミャンマー、タイ、インド、中国、ベトナムと
もう~ノドから手の地域だ。(笑)    キッチリと正しい鉄ちゃんでない私は 列車だけがガンガンと写っている
コレクションのような写真集は苦手だ。  この本のいいところは アジア地域特有のゆるさが鉄道と絡まって
いる点で、暮らしや もっと言えば国の基準のようなものまで見えて来る事。
同じアジアでありながら、世界一厳しいルールと それを死守できる国民性を持つ日本との あまりにも大きな
落差が面白い。  列車のドアが開いたまま走ったら 日本では大問題だが、南アジア地域ではフツーだし、
線路上が市場になるのもフツー。 まぁ、逆に日本を見てみると 何でそんなにキチキチしてるの?と問い正し
たい気分にもなる。 本数はもっと少なくても、 2~3分遅れても大したモンダイじゃないのに とさえ思える。
  1. 2014/09/09(火) 09:05:12|
  2. | コメント:4

「可笑しな家」

可笑しな家 世界中の奇妙な家・ふしぎな家 60軒可笑しな家 世界中の奇妙な家・ふしぎな家 60軒
(2008/07/01)
黒崎敏&ビーチテラス

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環境に応じて人間の暮らしはあるわけで 当然ながら住まいの形式も決まってくる。
が、世界で拾ったこれらの家は本当にヘンテコだ。  ここまでしなくても…と言うような家が集められている。
地中にもぐった潜水艦ハウス、木の上のツリーハウス、巨石に囲まれた要塞ハウス?、積み木にしか見えない危なげな家、小さい島に一軒だけある孤立ハウス、ホントすごい。   最近 日本でも変わった家を建てる人が多いそうだが
ここまでの家は珍しいなぁ。 日本には無い 超自然を利用した家がこの本には多いので。
これは 建築家が出した本なので 建築の観点から見つけ出した家々。
民俗学の分野から見ればまた違う本になると思う。 私はどうも 後者の民俗学的に見た世界の家のほうが好みかな。
有史以来 気候風土の違いで人間は様々な住まいを造って伝えてきた。 
一風変わったこれらの家、イギリスやオランダが多い。 彼らが好奇心旺盛で目立ちたがり屋度が高いのかもね。

テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2014/03/07(金) 09:33:36|
  2. | コメント:0

「恐るべき さぬきうどん」

恐るべきさぬきうどん恐るべきさぬきうどん
(1993/04/10)
不明

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ああ、この前 高松に行く前に読んでいたらなぁ・・・と悔やまれた。 再度行けばいいだけのハナシか。(笑)
さぬきうどんの真実がリアルに描かれていて めちゃくちゃ面白い。 県外の私たちが普通に考える「うどん屋」と 地元のうどん屋はこんなにも違うのか! マイナーと言うか、目立たない店ばかりを選んでいるのか とにかく必死で探さないと店に辿り着けない。 一軒一軒の地図が手書きで添えてあるが、コレがもうどーしようもなくローカルで 他県から見たら それってどこヨ?!と突っ込みたくなる。 そーいう所が大好きだなぁ。
だってこれは 地元のタウン誌の記事を集めたもので 全国向けに書かれていない。 セルフの店がほとんどで 丼にうどんの玉を大小選んで入れ、タンクの栓をひねって自分でダシを注ぐ方式。 てんぷらも幾つか選べて 別皿に入れて食べる。 タンクからダシ・・・凄いなぁ。  店には店名など書かれていなかったり、製麺所がついでのように店をやっていたり テーブルはデコラ、学習机、会議室の机が取り混ぜてあったり まぁとんでもなく飾りっけなし。
でも!麺はつやつや、ダシはイリコ、中にはダシはなくて醤油のみもあり。  麺通団の探索は 今も続いているのだろうか。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2013/12/24(火) 09:25:25|
  2. | コメント:2
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