旅のミラクル

旅に出て気が付いた なるほどな風景、モノ、スキマ写真のいろいろ

おまじない

おまじない

炳霊寺石窟の周辺には 地質がら 岩のすき間があちこちにある。 こうした横向きのすき間が多く
長いものや ほんの短いもの いろいろ。 そのすき間に木の枝が立てかけてあった。
これは何だろうと思っていたらガイドが 「中国人のおまじないなんです。 足腰の骨が丈夫になるようにと枝を折って
立てるんです」と。 ふ~ん、なるほど~、面白いまじないだなぁと 見れば見るほど そこら中にあった。
全く個人で一人旅をする人もいるが こんなちょっとした疑問が浮かんでも 教わることなく通り過ぎるしかない。
一人の良さももちろんあるが、民族の習慣や言い伝えなど、何気ない話から得る事もたくさんある。
夏休みや国慶節には国内の各地から多くの観光客が来るそうだ。 今の時期は人もまばらで ゆっくり見学するには
絶好の時期だった。 青い空と静かな環境で このようなおまじないの話もゆっくり聞けて いい散策ができた。


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  1. 2016/12/08(木) 08:53:26|
  2. 中国
  3. | コメント:0

大仏の横顔

大仏2

この炳霊寺石窟で一番目立つのは やはり大きなこれ 大仏だ。 第171石窟と名付けられている。
唐代に出来たもの。 見学できる通路からは この角度で見ることになるが、奥の橋を渡って帰路の側に行けば
全様が見える。 大仏にはもちろん保護用の扉もなく、風雨に晒される。  春には砂漠からの砂嵐が発生する事が
多く、そんな時にはダム湖でのボート走行も不可能だと言う。 一面に黄土色の景色になって視界も利かないのだろ
うなぁ。 私たちが行った11月9日は 朝夕は0~2度と寒く、昼間は12度ほどの晴れた日で暖かかった。
大仏の隣には階段が作ってあるが入れなかった。  炳霊は チベット語で十万仏の意味だと言う。
ここの石窟は全長2km、190の窟があり、700体の仏が彫られているそうだ。  大仏の向かい側の岸にはダムで
沈む場所にあった涅槃仏がある。 いずれも、こんなきわどい場所にあったお陰でイスラムや外国人による破壊や
盗掘から免れた。 すべてが残る極めて珍しい像たちだ。
  1. 2016/12/05(月) 09:14:11|
  2. 中国
  3. | コメント:2

美しい仏像たち

仏1

炳霊寺石窟には巨大な岩場のあちこちに こういった仏が彫られている。 中には どうやって彫ったのか 見上げる
ほどの高さにも彫ってあり、ジグザグの階段が設けてあるが 今は登れず、想像するしかない。
風雨に晒されて 一部が欠けたものや色が抜けたものが多いが、返って年代を感じさせて素朴な感動を覚える。
この画像のように青や緑の色が残っている箇所もあって 当時の天然顔料の確かさに驚く。
周から唐と言ったとんでもない頃の作品を 現代の私たちが見るなど 当時は想像もしなかっただろうが、不思議な
空気が流れている。 これは穴の幅が2mくらいの中に彫ってあるが このような物が幾つも幾つもある。
天井や周りに描かれた花や木々は極楽世界を表しているのだろう。 とても美しい。 遠いインドで興った仏教の形が
広まるにはすべて人の足と思いが掛かっている。 凄い岩山風景の中だからこそ、よけいに思いが伝わる。
  1. 2016/12/02(金) 10:11:36|
  2. 中国
  3. | コメント:2

巨大な岩に沿う

てら1

黄河に注ぐ川沿いの道を進む。 画面の奥に見える橋を渡って右側に回り込み 帰ってくるルートになっている。
周~唐の時代のものだと言われるそうで 古いものは3千年も前の像たちが 左側の崖に彫られている。
雨や風の害から守る為に 最近になって木の扉が付けてある。 世界遺産になったのでその配慮も必要なの
だろう。 見上げるような高さの岩肌に穴を穿ち、仏像も一体型で彫ってある。 中には南方の椰子の木がバックに
描かれた窟もある。 15cmくらいの小さな像から数メートルの大きさまで様々だ。 右下の川は冬季の今は枯れ
て、流れの跡だけが残る。 夏場にはちゃんと黄河に注ぐ川となる。 中国にはこうした大きな岩場の石窟が非常に
多い。 どんな思いで彫ったのだろう・・・。後世に残るのは やはり宗教関連の遺物が圧倒的だ。
人々がそれだけ「祈り」と真摯に向き合って来た証しだなぁ。
  1. 2016/11/29(火) 09:36:17|
  2. 中国
  3. | コメント:4

『ツバキ文具店』

ツバキ

突然だが 久しぶりに本の紹介。 幻冬舎発行の 小川糸 「ツバキ文具店」。 
祖母の始めた文具屋と手紙の代書屋を 20代後半の若さで継ぐことになった鳩子。 場所は鎌倉だ。
住居を兼ねた古い店の雑巾がけから一日が始まる。 一人暮らしの気ままな暮らし。 代書を頼みたい人は
思うより多い。 字が下手過ぎるとか、絶縁状の依頼とか、借金を断る手紙など ヒトの暮らしには様々な事情が
ある。 引き受けたとしても それからが思案どき。 紙はどんなものがいいか、字体はどうしよう、筆記用具は?
とか。 地味で小さな店なのだが ガラスペンや羊皮紙などマニアックな物が揃っていて 用途に応じて使い分け
する。 鎌倉という風雅な土地がこの物語の奥を深めている。 友人は多くないが個性豊かな人々が助け合い
ながら暮らす暖かさがある。 今は手紙を書く人が少ないので なお更しみじみとその良さが感じられる。
手紙に関するしきたりや 禁忌や 暖かさがじんわりと伝わる、久々の良書だった。
  1. 2016/11/27(日) 11:22:20|
  2. | コメント:2
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